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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
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今日は待ちに待った遠足の日である

今僕たちは大気圏外まで来ている

歩いてきたので数時間かかった

地上から大気圏外までは、何本かタワーが伸びており

ネットで公募した見ず知らずの友人が世界各国からタワーを上ってきた

宇宙に遠足に出かける輩は今では珍しくないため、

最近ではタワーの途中のポイントに餌箱が置かれていたりする。

そこで僕らはタワーに溜まっている電気を吸って元気を回復する。

電気があれば何でもできる。

タワー同士は大気圏外で蜘蛛の巣状につながりあっているため

どこか適当なところで僕たちは落ち合った。

大気圏外まで出る人は少なくないといったが

僕たちはまだその先に行こうとしている

月だ。



先人達は月にも同様なタワーとネットワークを張り巡らせ

地球と月とを結ぶタワーも浮かせてくれた

だから僕たちは歳月がいくらかかろうとも歩いて月まで行くことができる

しかし同士の1人が言った「いっそのこと火星まで行かないかと」

実は火星と地球を結ぶタワーも中間地点に浮いている

月と地球を結ぶタワーはもうすぐくるが、

それに乗ると火星とを結ぶタワーに乗り遅れてしまうので

どっちにしようか迷った。

そうするとほかの1人が「冥王星まで行くことにすればいいじゃない」

と言ったので、

行き当たりばったりで月への遠足は冥王星行きに変更された。

惑星には、ほかの天体との重力の釣り合う「ラグランジュ・ポイント」というものがいくつか存在する。

c85ca801.JPG






軌道タワー
4be91fa9.JPG








赤(内側へ)と青(外側へ)がラグランジュ・タワー


惑星上から宇宙に出る「軌道タワー」が、惑星の重力と自転による遠心力の釣り合いで浮かんでいられるのと同様に、惑星同士を結ぶ「ラグランジュ・タワー」は惑星と天体との重力や遠心力の釣り合いを利用して浮かんでいられる。

だからこそ、タワーは惑星付近にしか設けることができず、たとえば地球と火星の所有するタワー同士が最短の距離でつながるのは、地球と火星が「会合」する780日周期になる。2年ちょいだ。

それまで、僕たちはのんびりと地球側のラグランジュタワーを歩き進めた。

先人達、「地球人」の知恵のおかげで、僕たちは地球人でいうところの「昆虫」くらいのサイズで生活できるようになった。

これくらいのサイズだと、空気がある限り落ちてもそんなに痛くないし、飛ぶことも容易だ。その上、重力と垂直な壁に張り付くこともできる。

だから、僕たちはガスが充満しているタワーの中でなら安心して進むことができる。

それに、タワーの充電を食べることができるようにもできていて、充電しだいでは先人の言う「新幹線」に相当する速さで走ることも飛ぶこともできるようになっているらしい。

ちなみに、タワーはそれ自体が太陽光を受けて発電している。

地球と火星の距離は「会合」するときで8000万kmくらいあるので、時速300キロでぶっ飛ばしても片道30年くらいかかる。

冥王星まで行くとなるともっともっと桁外れの時間がかかるだろう

でも、僕たちには寿命がないから、ふらっと行って戻ってくることが可能だ。

実際、地球に特に連絡もせず、友達を置いてきた。個体の寿命が100年程度の先人たちの感覚ではそういうわけにもいかなかったらしい。



地球出発から160年後くらい

ひとまず海王星までたどりついた

当初、冥王星まで行こうとしていた僕たちだったが

海王星までは各惑星が平面状にあったから渡りやすかったものの、

冥王星はこの平面に乗っかっていないため、ここで引き返そうかとも思っている

面白い景色も見れたし

まあ冥王星やら海王星に行って特にすることもなかったので

これからまた160年かけて戻ろうかなと

あるいは各惑星で降りたり衛星に寄ったりしてもいいかも

寄り道して会合周期を待つなんて時間は

今から思えばタワーを歩く時間に比べたら屁でもないようだからねえ

残念ながら一番近い隣の太陽「プロキシマ・ケンタウリ」まで行く方法もないし

まあ・・・ないこともないんだけどねー

勢いよくラグランジュタワーを飛び出してそのまま漂ってれば1500万年程度でつくかもしれないしねぇ・・・でもみんなとはぐれちゃうだろうからずっと退屈だろうと思ってねー

帰りますか。のんびりと。

隣の太陽までの橋が作れるようになったらまた今度作りに来ればいい。





※軌道タワーは既存のアイデアで理論もありますが、
ラグランジュ・タワーはオリジナルなので、強度問題などはまったくの未知数です。できたらいいなー程度に。



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よく、植物の成長とか天気の移り変わりとかで、「時間を縮めて見てみましょう」ってのがあるよね
そのときの映像にその場の音声が入ってたことってないよね
音声はあくまでほかで録ったものを混ぜてるとか、ナレーションとBGMとか。

ただ、いまどきの時短再生映像の場合は倍速の倍率が2倍程度とかそんなに大きくないから、音声が聞き取れる範囲で圧縮することは可能なんだけど

24時間を3分に時短するとなるともう音声が入る余地なんてないよね

そこで思ったんだけど、映像も音声もどちらも信号なのに、どうして映像は時短で見れても、音声は時短で聞きづらいんだろう、と。

そもそも、映像と音声は信号への変換の仕方が全然違うわけね
まず音声は、1つの信号の中に音の大きさも高さも音色もリズムも全部入ってる
でも、映像は信号が赤・青・緑の3本あって、1つ1つの信号には光の強弱やリズムの情報しか入ってない
だから時短しても映像として違和感ないわけ。


これが、光の波としての信号が全部入れられるような超高性能な媒体に映像情報が入っていたら、2倍に時短した時点で音声が1オクターブ高くなるのと同様に、元々青系統だったものは黒くなって、赤系統だったものが青くなっちゃうだろうね
光の周波数で言うと、赤の約1オクターブ上が青だからね。その中に見える範囲の色が全部入ってる。



もし、ものすごい低周波からものすごい高周波までの光も音も記録できる超すげー記録媒体があったら・・・どんなものが記録できるんだろうか
それだけで痛覚なんかも記録できそうだよね
あ、でもにおいや味覚は無理か
数ミリヘルツから数千テラヘルツまでってすごいものになりそうだなー
ビットレートは100万テラbpsくらいだろうか・・・orz
1秒間で10万テラバイトくらい食うのかよ・・・しかもそれで3次元空間のたった1ドットしか表せないのか・・・orz
おそろしく無駄な媒体だな

今度・・・可能だったら宇宙を1個完全に現すのに何ビットくらい必要なのか考えてみよう
そろそろできるんでないかな



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昨日寝る前に、よつばとのとーちゃんたち3人は全員独り身なんじゃないかということにようやく気づいた。
ということは、よつばは捨て子ってことになるよな

と思ったらずっと前からよつば捨て子説は存在していたらしい。

でも捨て子だったら夢ぶち壊しだよな。
じゃあ宇宙人だったら?
ちょっとは夢が沸いてくるよな。髪の色緑だし。

そういやエナと背格好似てる気がするんだけど、エナより年下だよな?
エナですらもう使ってないおもちゃをよつばにあげたわけだから。
5歳か。

ん?本人は6歳だと勘違いしていた?
ほらみろやっぱり宇宙人じゃねーか
亜光速で旅してたからウラシマ効果にあってだな

いや、安易に宇宙人だと決め付けるのはよくない

自然発生した新種の生物かもしれないし
拾ったのはロボットだったのかもしれないし、妖精かもしれない


自然発生したんだとして、とーちゃんが見つけたときに赤ちゃんだと思われたのが、実はそのときすでに発生から1年経っていて、よつばはそれを覚えていたとしたらどうだろう

自然発生なら親もいないし、クローンでもない。誰が捨てたわけでもないから夢が壊されない。
それに、オスとメスの区別がないことも納得がいく。


そして・・・とーちゃんが日本にやってきた時点でよつばのパワーによってとーちゃんの近辺だけエンドレス12ヶ月に突入したのではないだろうか
季節は・・・めぐるが・・・
よつばは・・・年を・・・とりそうに・・・ない!


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あんまりプログラムのことは詳しくないので大きなことは言えないんだけど、プログラムが自律的に進化するって言っても「設計された許容内」での進化なんじゃないかなとは思っているわけで。

その許容する可能性の状態をとても多くすることで擬似的に「自律的に進化している」と見せかけてるんじゃねーかなーとは思っているわけで・・・。
(ほかにいい方法があったらごめんよ)

たとえば、ユーザーの癖を学習する漢字変換システムは、たぶんだけど何もない状態から学習してるんじゃなくて、ある最低限のルール、たとえば日本語が持つ最低限のルールや日本人の取りうる癖をすべて許容する「枠」のようなものを用意されて、はじめて機能するんだと僕は思ってる。
だからつまり、道のないところに道を作る能力はなく、いくつか用意されたレールを分岐点に沿って選んでいるに過ぎないんじゃないかなと。

だとしたらそのプログラムの持つ進化というものは有限のときがきたらそれ以上進化しない限界になってしまう。


おそらく、それはプログラムだけではない。
生命においても「基本的には」最初に定められた膨大ではあるけれども有限の選択肢を選んでいるには過ぎないんじゃなかろうか。
(※ただし、放射線による突然変異などを除く?)

海から陸に上がりエラを捨てて肺呼吸になった生物が後々の子孫において、また海に戻る際に肺呼吸を捨てて新しい呼吸法を得ることができなかったのはそういう意味合いがあるのではないか。

そういう観点で生命と知性の違いを見てみると
知性は、新しい枠組みを作る役割を持って、生命における限られたプログラムを破壊し、作り直すために生まれてきたのではないかとも思える。
だからこそ知性の進化スピードは生命の進化スピードに比べ格段に速いのではないか。

しかし、知性の持つ選択肢も例外なく有限であるのだろう。次に誕生するべく何らかの枠組みによって破壊されるものなのかもしれない。

そうやって、新旧の枠が共存する時代に新しい枠が古い枠を壊しながら、プログラムの持つ制限を劇的に押し広げる殻破りを幾重にも行って、進化を続けていくべきなのかもしれない。


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書いたのは18日

宇宙の「暗黒物質」検出? 本当ならノーベル賞級の発見
クリスマス当日にXmassで本物のダークマター検出して追い越したれ!
まだまだ挽回のチャンスあるで!(駄洒落的に)
この2件が偽者でありますよーに(駄洒落的に)



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OSI参照モデル
ひっくり返すとISO参照モデル
いそさんしょうもでる
磯山椒モデル




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大昔、日テレ系列の「まさかのミステリー」でやってた大迂回する線路
迂回しすぎるために、間を走ってすり抜けたほうが早い
こともある線路
どこだっけ?

いい打線の
言い出せん
言い出しっぺ

おk覚えたで!


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スタッド レス タイヤ レス スタッド タイヤ スパイク タイヤ
無し タイヤ   無し   タイヤ   タイヤ

はいもう一度

スタッド
レス
タイヤ
マイナス
レス
イコール
スタッド
タイヤ
イコール
スパイク
タイヤ


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64は4の3乗でありながら、8の2乗でもある
このように、何かの3乗でありながら何かの2乗である数であるためには
どのような条件が必要かというと
その数が何かの2×3=6乗であればいい。

64は2の6乗である
同様に、3の6乗である729は、27の2乗でありながら9の3乗でもある
このようにして探していけばいい。
つまり、2の6乗である64と3の6乗である729の間には、何かの2乗でありながら何かの3乗である数字はないということになる。
(「何か」は整数である)



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こんなラップ知ってるか

2の2の2の2の2乗乗乗乗(ジョウジョウジョウジョウ)

これを2の5ベキと呼んでいる(そんな言葉はない)
計算すると2の65536乗になる
5ベキしただけでこのような大きな数になってしまう恐ろしい演算方法だ
2を65536回かけるなんて僕には計算できない

どうやって計算するか教えよう
2の2の2の2の2乗乗乗乗
=2の2の2の4乗乗乗(2の2乗=2×2は4)
=2の2の16乗乗(2の4乗=2×2×2×2は16)
=2の65536乗(2の16乗=2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2は65536)



ちなみに3と4は3ベキしただけで限界だと思うし
(3の27乗と4の256乗)
5~144は2ベキで限界だった
(5の5乗~144の144乗)
それ以上は2ベキすらできない
階乗が170!あたりで限界なのと似ている
エクセルの限界なんだよ
(だいたい10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000くらいが限界)

対数を駆使すれば頭の中ではもう少しなんとかできそうな気もする



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ぶっちゃけていうと
理論がどんどん合体していくのには萌える
しかしながら、その現場に携わろうとは思ったことがまったくない
やむを得ず携わりかけて、余計嫌だと思った

人間間違いがつき物であるから、
その間違いが大事なところにあって、かつそれを間違いだと見抜けなかった場合
その理論は間違いを含んでいても正しいものとして次の理論に引き継がれていくこともあるだろう
その理論自体は結果的に正しかったということもあるだろうが
間違った箇所が次の理論や次の次の理論に飛び飛びで現れるなんてこともありえない話ではない。
今後、複雑化し細分化していく分野の中で、そのような見逃される間違いはどんどん増えていくことだろう
そのようなことを思ったとき、僕はなんでこんな時代に生まれたんだと思ったこともあった
もっと何百年も前の時代であれば、もっと気軽に大がつくほどの発見や発明ができたものを、この時代に生まれてしまっては小さな発見・発明も難しい

このような理論の積み重ねは、いつか根元から折れて崩れ去り、我々の社会を壊したりしないだろうか
理論の積み重ねというものは、たかだか萌えの対象に過ぎないのではないだろうか

実際に使い、利用するべき理論はもっと単純なものが積み重ならないで存在するべきではないのだろうかと、5年前から思っている
魔法とか


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ものが安くなる

売り上げが得られない

解雇が続く

安さを求める

ものが安くなる

のデフレスパイラルだが、元々物価の安い地方がどうやって安定しているのかよくわからない





======
値段は常に客の足元を見てつけられる


世の中の株やレートや物価をすべて考慮に入れると、地球上の全人類の持っている価値というものははたして不動のものだろうか?
なんとなくとしかわからないが、突然沸いて出たり、消え去ったりするのが日常茶飯事なのではないだろうか


金になんとかの保存の法則や等価交換なんて原則はきっと当てはまっていないんじゃなかろうか


株があり、国際間のレートがあり、地方ごとの物価があり、
やろうと思って知識と経験と運さえあれば、何もしなくても金が増殖していく


これは、元々あらゆる存在の価値を定量的に定めることがまったくできずに、仕方なく見た目でなんとなく判断せざるを得ないことに起因しているのではあるまいか。


我々にはたして、たった1つの存在の価値を正確に見極めることなどできるだろうか
もしできないのであれば、この金融というシステムは絶対的な不安定性を秘めているものなのではないだろうか
金融における特異点定理などというものは出てきていないのだろうか
金融不安定でぐぐったらミンスキーって人にぶち当たったが言ってることが畑違いすぎてよくわからない)
特異点定理:ぶっちゃけていうと宇宙にはブラックホールみたいな物理の破綻する点が必ずできちゃうよって定理(ただし今のところ因果の壁で守られているから無事なんだけど))


しかし、情報に価値を見出し、情報の複製を簡易にし、十分に便利さを得た我々はもう金融に頼る必要はなくなってきてはいないだろうか


元来物々交換に始まり、その媒介を金銭と定義し、競争することで自らを高めあう我々だったが


そろそろ金銭とともにあらゆる競争を放棄するときがきたのではなかろうか


今の競争は誰が動かしているものでもない永久機関のようなものに感じる
特に誰も望んでいない便利さへの追求が行われている気がする


たとえば、この便利さが維持できるのだけでよいのなら、いったんすべての最低限必要なものを自動化させて、長期あるいは無期限の休息を得ることは不可能だろうか


また、個人の所有する価値を保存するのが金銭の仮の姿なら、もうすでに個人の所有する価値は保存する必要はないのではないか



国境をなくしたいと願いながらも自らの国の誇りは失いたくないというのは矛盾していないだろうか
国境がないのなら国は1つしかないはずだ。



たとえば、自動で現状維持のスペックを持ったパソコンが自動で生産され、1人1台パソコンを持ち、食料確保や環境維持も自動化、
人々は考えることと娯楽を生きがいとし
定理や曲や映像など、得意とした分野のものをネットにアップして
特に断りもなく拝借してつないでいく
それをまたアップして楽しむ・・・
そんな生活の可能性のすべてが、無味乾燥だったり無機質だったり不健康だったりするとはあまり思えないのである。



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ハジメちゃんとアラシが失恋によって通じなくなってしまったところから。

ネタバレすると、あらしの初恋の相手は時間転移した未来のハジメちゃんだったっていう話
こういうこと前にもあったよな
カナコとヤヨイの出会いそのものが未来の自分たちによるものだったっていう話とかさ。

そもそも
この話の世界観では、パラレルワールドを使わない方法でタイムパラドックスのない世界観を実現している。
つまり干渉したこと自体も含めて歴史の一部にしてしまっているという世界観だ。

そうするとタイムパラドックスはどうやってもおきないため、未来の自分が過去の自分と鉢合わせしようが何しようが世界観はおろか肉体が消えることも失神することもない。
(ただし、パラレルワールドを用いないこの場合、情報の出所が永久に不明という問題はぬぐいきれない)

それどころか未来人と現代人の区別すらぱっと見ただけではわからないから、時間転移を繰り返すたびに初期設定が増え、作者は作品を書きにくくなって混乱するという問題が発生する。

どういうわけか、同じ「夏」をテーマにしたタイムトラベル作品の傑作の1つに「サマータイムマシンブルース」という映画があって、これも「夏のあらし」とまったく同じ世界構造を有しているのだが、こちらはなにぶん本編が2時間ほどしかない閉じた作品であるので、作者としては構成はしやすい。(といっても因果関係が入り乱れるのだから作者の気の使いようは半端なものではないだろう)

これに対し「夏のあらし」という作品はアニメ1クールを2回分以上の長期にわたるストーリー展開を前提としたものであるから、当然一気にストーリーを考えるわけにもいかず、どうしても後に来るストーリーが後付けになってくるのだが、それが書き始めた当初より前にあったことなんだよーといわれてもどう収集をつけていいのか、生身の人間ではわからなくなることもあるだろう。(ハルヒあたりが現にそうなのかもしれない)

だからこそ、原因もなくポッと現れたような「過去の自分自身に近づいたら存在が危うくなる」という設定を付け加えたのだと思う。
その設定によって、作者は過去の主人公を、未来からの伏線を意識せずに行動させることができるわけだ。

しかし、それだけではタイムパラドックスの醍醐味が半減してしまうというものだ。

だからこそ、時間転移の要になる人間は現在「幽霊である」という一線を引いた。
そして、生前の自分自身には鉢合わせしてもかまわないという「逃げ道」を加えた。


それが、カナコとヤヨイの出会いであり、ハジメとアラシの出会いだったのである。

また、自分自身でなければ時間転移のパートナーが未来人×現代人の組み合わせで鉢合わせすることも許容しているのが2人いなければ時間転移できない「通じる」という設定に生きているのであろう。



そうすると、「夏のあらし」は一見とてもよくできた話に見えるし、監督・制作もあの名高い新房監督×シャフトなのは見るほうとしても安心できたはずなのだが・・・どうもあまりうまくいっていないようで残念である。
思うに、時々しょっちゅうオチと目的のない展開をして遊んだり、「新房監督らしさ(主にパロ要素)」というものが原作とケンカしていたりしてうまく活かしきれていないのではないだろうか。



ともあれ、確か9話と10話は見ていて悪い気がしなかったような気がしたので、この作品はあまり遊びすぎないといいのかもしれない。




同じ「シリーズもの」かつ「タイムトラベルもの」であった仮面ライダー電王と比べるとはるかに時間転移とタイムパラドックスについて練りこまれている作品だと思えるだけに、残念である。



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メグッポイドが歌う「ぼくらの16ビット戦争」っていう曲があって、その歌詞の中に「リットダウン ビットレートの積で僕は秩序を裏切らない」ってのがあるんですけど
リットダウンなんて言葉聞いたことなかったわけですよ
この曲、全体的に辞書から適当に引っ張り出して取ってつけたような意味不明っぽい歌詞が多いんですけど
何も無作為に作詞してるわけじゃないんだろうと期待しつつ、リットダウンって言葉も単に僕が知らないだけだろうと思いながらぐぐってみたら、「リットダウン」で「ビットレート」がサジェストされて、検索結果は「ぼくらの16ビット戦争」ばかりという・・・
意味が載ってそうなサイトを見るも、「リタルダンド」と「ダウン」を組み合わせた造語だろうという「推測」の域を超えないというなんとも頼もしい結果に・・・

なんていうかね、僕が思ったのは
情報量とあるべき秩序のことを歌った曲だと思ったわけですよ
それにしては「エントロピー」って言葉が一切出てこないのは違和感なんですけど
「ビットレートとの積」で思い浮かぶ理論としては
GB積ってやつがあったわけなんですね
ゲームボーイじゃないですよ

増幅器つまりアンプの理論なんですけど
同じ性能のアンプを色々弄繰り回して使ったとしてもGB積は変わらないっていう理論だったと思うんですよ

このGB積っていうのはGとBの積なんですね。
Gは増幅度、Bは帯域幅なんですよ。
で、このBの帯域幅は、ほとんど高域のカットオフ周波数を指すといっても間違いじゃないくらいの感じでして、このカットオフ周波数と情報を載せる際の制限値であるビットレートは「サンプリング定理」で密接にかかわっているわけですよ。

そうすると、残りのリットダウンってのは増幅度つまり信号の強さに関する量に当てはまるんじゃないかと推測してみたわけなんですね
信号の強さを量子化する際のビット深度がこれに相当するんじゃないかなと

なんてのを、以前mp3についてなんとなーく解析したのを思い出しながら考えてみてたわけですよ。それだけです


ちなみにリタルダンドは「テンポを落とす」という意味で、そのものに「ダウン」の意味が入っているようですね。


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今気づいた
泉家は岡崎家だったんだよ
らきすたはクラナドだったんだよ
ほらタイトルの文字数もぴったり。

泉そうじろう=岡崎朋也
泉かなた=岡崎渚
泉こなた=岡崎汐

母親が死んだららきすたで
母親が生きてたらクラナドなんだ

そうすると柊家が藤林家だというのもつじつまがあう

柊かがみ=藤林杏
柊つかさ=藤林椋

ツンツンしたほうが料理を諦めたららきすた
諦めなかったらクラナドなんだ

みwikiさんは・・・めがねをかけた淡い髪の色キャラだから坂上智代で
ゆーちゃんは風子だな
ゆーちゃんの姉は風子の姉で。
風子いつの間にか岡崎家に怪獣されちゃったぞ
家族ですから
・・・
まあいいやこの辺にしとこう



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HN:
量子きのこ
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男性
誕生日:
1981/04/04
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WinDOS.N臣T
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妄想・計算・測定・アニメ
自己紹介:
日記タイトルの頭についてるアルファベットは日記の番号です
26進数を右から読みます
例:H→7番目、XP→15(P)×26+23(X)=413番目。
A=0とする仕様につき一番右の桁はAにできませんのでご了承くださいズコー
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