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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
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仕事場・昼休み中の会話

部下「仕事に愛情・・・ですか」

上司「そう、仕事には愛情をかけるんだ。」

部下「たとえば・・・なんでしょう?」

上司「常にあらゆる状況を想定しておく。」

部下「いざというときに「こんなこともあろうかと」とキメるわけですねw」

上司「そうなんだよー」

部下「ところで上司、昨日夢でひらめいちゃったんですよ」

上司「なになに?」

部下「新しいタイプのトイレです。これは小便用のみなんですけど、まず円柱の中の底面に小便を流す通路を設けます。」

上司「ふむ」

部下「円柱は人の股間の位置から下が空いています。そこで円を囲うようにして男性は小便をするわけですよ。」

上司「しかしそれだと、自分がちゃんと用を足しているかどうかがわかりづらくないか?」

部下「そこで、人の首から上くらいの位置から窓にするんです。」

上司「だがそれだと逆に、用を足している状況がほかの人に丸見えになってしまうではないか。」

部下「そ・こ・で、顔の部分の窓はマジックミラーにしてみました!これで、円柱の中央部分を外側より明るくすることで、用を足している状況は見えても、自分以外の使用者の顔は見えません!」

上司「しかし自分以外の股間は見えてしまうんだよな?」

部下「誰のかわからなければ問題ないじゃないですかー」

上司「そういわれると元も子もないが・・・お、午後一の時間だ」

部下「予鈴なりましたねぇ」

上司「部下くん、この試作中のツールなんだが、機能性をもう少し上げるように改良しよう。それとココの例外処理が未完成だ。」

部下「え、まだ改良するんですか」

上司「うーん・・・」

部下「うーん・・・」

二人「君(上司さん)のその情熱をもっと別の方向に向けられないかなあ(ですかねえ)」

上司「君がそれを言うのかっ」

部下「僕からしたらそっちのがびっくりですよっ」






※鉄砲水のような小便ユーザーには未対応
クレームその1
(仮名)量子きのこさん

尿道がずれていたためか、6畳ほどあるトイレの端に立っても向かいの端にある便器まで小便が届いてしまうような元鉄砲水小便ユーザーは誰かに迷惑をかけてしまうかもしれません・・・。
おかげさまで手術もうまくいき今では改善しましたが・・・。
これ以上僕の小便のせいで誰かが顔を涙(あるいは小便)で濡らすのを僕は見たくありません。



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前回のあらすじ

細かすぎて伝わらない一発芸をやったきのこはふと思い出した。
2進数にした8÷5はいつまでたっても割り切れないのであった。
きのこはその答えを探す旅に出るために布団にもぐった。


==========


8を2進数にすると1000
5を2進数にすると101
8÷5を2進数で行うと、
1000÷101=1.10011001100・・・
といつまで経っても割り切れない。
10進数のときと何が違うかといえば、2進数になったことしかない。
ということは原因は2進数にある。
10進数と2進数の違いは何か。
約数の違いである。
10の約数は2と5
一方、2の約数は2だけ。
5が入っていないのである。


つまり、10や100や1000などを3や9で割っても割り切れないように
2進数における2や4や8を5や25や125で割っても10進法とは違い、割り切れないのである。


では逆に、約数の多い数を進数に使うとどうなるか?
ご存知1mの棒状ケーキを3人で分けようとすると33.333・・・cmで割り切れないが、
丸いケーキであれば、きっかり120度ずつに分けることができる。
これは、1周を360度という約数の多い進数で数えているからである。
同様に、1時間は6分で割ると10個と、割り切れる。



しかし、約数を求める際にも割り算を行っている。
割り算を行ってあまりが出なければそれを約数としている。
では、進数の違いによって約数の数が違ってくることはないのだろうか?



このような心配を、20歳のときに漠然と考えていたが
どういう疑問なのかこないだまでよくわかっていなかった。

しかしどうやら心配は無用のようで、進数の違いによって同じ数でも約数が異なるなんてことにはならないような気がする。



60は2進数においても10進数においても8進数においても2×2×3×5であることに揺らぎはないからだ。


証明とは程遠いが、ためしにやってみると
10進数  2進数      8進数   5進数
2     10        2     2
3     11        3     3
5     101       5     10
60    111100    74   220


2進数では(隣は対応する10進数計算)
 10    2
×10   ×2
___ __
100    4

 100     4
× 11    ×3
____ __
 100    12
100
____
1100

  1100     12
 × 101    × 5
 _____ ___
  1100     60
1100
______
111100



8進数では(隣は対応する10進数計算)

 2    2
×2   ×2
__ __
 4    4

 4    4
×3   ×3
__ __
14   12


 14    12
× 5   × 5
___ ___
 74    60



5進数では(隣は対応する10進数計算)
 2    2
×2   ×2
__ __
 4    4

 4    4
×3   ×3
__ __
22   12

 22   12
× 5   ×5
___ __
220   60




ところで、10進数で1を3で割ると1/3であり、
1/3を3回足すと1になるはずだが
1/3≒0.33・・・と小数にしたとたん
3回足した合計が0.99・・・となり、1にはならない

同様のことがコンピュータの中でも起きており
0.1を10回足したら当然のように1になると僕らは思っていても
2進数で表現すると1÷1010=0.00011001100・・・
になるので10回足しても0.11111111・・・にしかならず、1にはならないのである。
これは、0に10回0.1を足すのであればさほど問題にはならないが
1から10回0.1を引いて0になっているかどうか判定するようなことをしたとして、ここで2進数の桁が8桁しか用意されていないと
0と0.0000001の違いになってしまい
これは10進数にすると0と約0.008の違いになり、たちまち問題は大きくなってしまうのである。

もちろんコンピュータは桁数は多くても有限の桁しか持っていないので、この差はいつでも付きまとう。
また、1を10等分して1から10回引くだけならいいが
1を100等分して1から100回引いたり、1を1000等分して1から1000回引いたりしたら、この0とはもっと大きくかけ離れてしまう。



このようなことを避けるために、必要に応じて時々
10から10回1を引いてそれぞれを0.1倍するとか
1000から1000回1を引いてそれぞれを1/1000するとかそういうことを行ったりする。
これなら確実にきっかり0になる。


もし、どうしてもこのような回避方法をとれない場合は、
0から±このくらいだけの範囲内に収まっているかどうか、という判定に変えなければならない。
「このくらい」は自分で見積もるのである。



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細かすぎて伝わらない理系ギャグ選手権にて。。。

エントリーナンバー4ばん!量子きのこです!!
割り算をします!



-8÷5のあまりを2進数で計算します!

まずは10進数で!
5×(-2)=-10に2足せば-8なのであまりは2
5×(-1)=-8から3引けば-8だからあまりは3とかじゃないよ
これを2進数で再現してみます!


10進数を2進数に変換します!
5(10)←→101(2)
8(10)←→1000(2)
2(10)←→10(2)
10(10)←→1010(2)

2進数で掛け算をします!
5×(-2)=-10

  (-  10)    -2
   × 101     × 5
   _____ 
      10 
    10
  ______  __
   -1010    -10



2進数で足し算(?)をします!
-10+2=-8

-1010    -10
+  10    + 2
_____  ___
-1000    - 8

だからあまりは2





ついでに8÷5を2進数で行います
まずは10進数で
  1.6
 __
5)8
  5
  _
  3 0
  3 0
  ___
    0


次に2進数で
       1.100110011001100・・・・
  ______
101)1000
     101
    ____
      11 0
      10 1
      ____
         1000
          101
         ____
             以降無限ループ


はい、いつまで経っても割り切れませんね
さてなぜでしょう
     つづく
 


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3年以上放置してきたPCのファイル整理を半日かけてしてました。
午後1から始めてたった今終わりました。
感想は・・・特にありません。

みなさん詳しくわはー、量子きのこです。

めっちゃカオスになってて手もつけられないとさえ思われたわがPCのファイルの散らかり状況、確かに当初どう手をつけていいかよくわからないまま作業を進めてしまったので二度手間食らってしまって作業効率悪かったんですが、1日以内でなんとかなりました。
ってか翌日になったら記憶とやる気を忘れてそうな気がするので持ち越すのは極力避けたかったんですよ!

だいぶいい感じに整理整頓されて気分はルンルンです。


煩悩がないきのこさんのエロ画像フォルダは更新せずにもう何年も経ってるんですが(それでも140MBあるよ)
むしろ一般画像の量がやばかったです。(2GB、毎月100個で4年分くらいあるらしい)
測ってませんがダブってるの消しただけで相当な省メモリになったかと思います。測ってませんが。


バックアップもこれでひとまず安心(愛するわが数値計算フォルダ内のファイル数は400個になりました)
外付けHDDは230GB中100GBも使ってないんだよ
どーだすごいだろー

Dドライブだって64GB中40GBしか使ってないから余裕しゃくしゃくだぜ
Cは30GB中空きが2GBしかないけどな!ははは
常にインターネットテンポラリーファイルと戦っている




片付けといえばいつも思い起こされるのがエントロピー
放っておいただけで散らかるのと同様に、放っておいただけでどんどん増えるのが、でたらめさの尺度であり情報量の尺度でもあるエントロピー
しかし、片付けの手順をきっちり決めていて作業と同時に常に片付けも行うのと同様に、エントロピーの増加を常に0に抑えながら活動することは可能なのではないかとか思ったり思わなかったり。

なんでも理想的な量子コンピュータは演算でエントロピーが増えないんだとか。
というか、量子コンピュータを考え付いたきっかけがそこだったのよね
演算においてエントロピーを増やさない方法について考えていたら量子コンピュータにつながったってわけ
エントロピーが増えないから、そのコンピュータの中では情報量は変わらない。つまり形は変われど情報そのものは生まれもしないし消えもしないらしい。たぶんね。

エントロピーが増えないってことは、エネルギーは熱の形で放出されないってことじゃなかったっけ
ってことは、エネルギー保存の法則から、演算でエネルギーを消費させないことも究極的にはできるらしい。
理想とは程遠い現状なんだけどね。

つまりあらゆる余計な熱の発生源を除くと、根本的な熱源ってのは情報の発生・消去からくるんだってさ。



じゃあ演算にエネルギーを使わない理想的なコンピュータに宇宙全体をシミュレートさせたらそれは永久機関か?
それとも・・・


230GBは常温300Kで12アトジュールくらいかな
1gの氷を沸騰させるのに必要な消去する情報量は18000エクサバイトくらいかな
1時間ドラマ100兆回分くらいのデータだね
全人類で見なきゃな


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サイエンスファンタジー略してSF

母親「先生!この子が未知の病でもうだめです!助けてください!」

先生「かわいそうに・・・この子は一生病気を抱えて生きていかなきゃならん・・・いっそ一度殺してもっかい生まれさせたほうが賢明じゃろう」

母親「しかし先生・・・私どもはそれができるだけの魂を持ち合わせておりません・・・」

旅人「え、金じゃなくて魂?ってか殺すの容認なんすか」

先生「もっかい生めば同じことじゃ。ええい、部外者は黙っとれ」

母親「この子を生まれなかったことにリセットする奇跡は人間にして100万回くらいの祈祷が必要なんです・・・人間以外の哺乳類や鳥類だとだいたい1千万回、爬虫類だと1億回、魚類・その他無脊椎動物だと10億回はくだらないとされています。」

先生「中2じみた呪文を言うことでモチベーションを高めると効率が1.5倍まで高まるそうじゃがの。しかし桁外れじゃ。信者がたくさんいる大都会ならともかく、この人里離れた田舎では・・・ん?その人形は何だ?」

旅人「僕の昔からの相棒です。しゃべるんですよ。」

人形「めえぇえ。僕ジュラるみん。」

先生「こ・・・これは・・・!今スカウターをしたからわかるんじゃが・・・これぞまさしく人間20万人分の想いの詰まった人形・・・これさえあれば昔ながらの中2じみた祈祷をせずとも5回の祈祷でこの子供の人生をリセットできるぞ・・・!ワシあの中2じみた呪文どうも苦手でのう・・・これは助かった」

母親「では・・・この子は助かるのですね!」

先生「そうじゃ。でははじめるぞ。いっぺん死ねいっぺん死ねいっぺん死ねいっぺん死ねいっぺん死ね」

子供「カクンッ・・・」

旅人「成功したっ・・・!?」

先生「わーい、死んだぞー。」

母親「では改めて・・・産んでまいります。」

旅人「よかったよかった。」

先生「よかったのう。しかしこの家、旦那はどこにいるのじゃ?」

旅人「旦那は僕ですけども。」

先生「なんと!?不純異界交遊の末に生まれた子供だったのかっー・・・!!おぬし、どこから来た?」

旅人「地球ですけども。」

先生「ここも地球じゃ。ではお主らはなんと言う生き物じゃ?」

旅人「人間ですけども。」

先生「ワシらも人間じゃ。どこの世もネーミングセンスは天動説並みに一緒か・・・そこの「なんだか景色の歪んだ地域」を通り抜けてきたのじゃな?」

旅人「ええ。それが何か。」

先生「やはりあれは魔法世界と科学世界を結ぶ扉じゃったか・・・。以前からときたま妙なものどもがやってきて妙な文化を運びよるからの。」

旅人「いやいやいやちょっと待ってくださいよ。人が通れるんだから法則は共通のはずじゃないですか。魔法だけ、科学だけっておかしいですよそれ。」

先生「そうなの?」

旅人「だってこの人形は僕の開発したものですし。さっき先生はこの人形の力を借りましたよね?」

先生「確かにな・・・」

旅人「(・・・そうか、ここはやっぱり異世界だったのか・・・妙な神隠しが多発する曰つきの製品があるって聞いて興味本位で調査しにきたんだが・・・ウチの製品ってつくづく天才的だなぁ)あー。だったら明日あたり先生もウチの世界に上がっていってくださいよ。ウチらの世界はたぶん魔法と科学が元々両立する世界群なんですよきっと。そうじゃなきゃつながってませんって^^」

先生「いいのか?勝手に上がりこんで。迷惑じゃないか?」

旅人「どうぞどうぞ^^(研究対象として)優遇しますよ」

母親「お待ちどうさま。元気な女の子ですよー。」

旅人「性別変わった!?」

先生「よくあることじゃ^^」

旅人「で、その中2じみた祈祷ってどんなのです?」

先生「・・・恥ずかしいから言ってあげないっ。」

旅人「(あとでたっぷり聞くけどね^^)」

Fin?


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12月2日のナニコレ珍百景で紹介された
愛媛県の
いれぶんせぶんって弁当屋
11時に開いて7時に閉まるところもNieA_7とそっくり。
ってかさらっと言っちゃったけどその営業体制はそれで大丈夫なの?

今回のホリケンによる矯正結果もpmamと実にマッチしている。
ってかampmとNieA_7ってどっちが先だったんだろうか。
セブンイレブンよりは後なのは確実なんだけどさ
僕のいた地域にはampmがなくて、コンビニに着目してほかの地方に出たのも割と最近だったもんでさ。



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ああまだ止まらないで私の心臓
この心の中には人類65億の
いやこれから生まれる80兆の魂が
詰まっているかもしれないのに

あと私に三日あれば論文を発表できたはずなの
私の名前と恒星を鉱石に残すことができたはずなの


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たとえば、自作で風車を作ってそれを家に立て、風速計にしたいとする。
別に取り立てて精度を求めるわけではないが、何か自分でやってみたいというアマチュア魂のような感じであるとする。

そんなとき、回転数が風速に比例することはわかっても、形状や摩擦などによって、その比例係数がわからなかったりすると元も子もない。
そういった風速計をテキトーに校正するにはどうしたらいいのか、なんとなーく考えてみたんだが、
風速計を持ってテキトーな速度で移動しながら回転の様子を見るなんてのはどうだろう?と思ってみた。
その回転がゼロになる速度で移動できれば申し分なく、観測者が移動する速度と空気の移動する速度は相対的に0であり、地面に対して同じ速度であると言えるだろうし、それが実現できなくても、地面に対する速度と風車の回転数の関係をグラフ化することで切片を求めるなりして風車の校正ができるのではないかと考えてみた。

ただし、地面に対する風速がだいたい同じような間に測定しなければならないという条件は課せられるだろうな。



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作ることができるのだろうか?
また、それは需要のあるものなのだろうか?

この日記実は、おとといあたりからシリーズになっているんだが
昨日のインピーダンスマッチングの日記、マッチングをする際に、どうしても負荷を電源の内部抵抗、あるいはもっと一般的にその前段の出力インピーダンスに等しくできない場合、邪道とも言われかねない奥の手が存在するのである。

それがおとといに書いたアイソレータなのであるが、
つまり反射する波を問答無用で叩き切ることで、マッチングをしようという代物だったのである。
アイソレータのアイソレーションという言葉は、回路の前段と後段を「分離する」という意味からきている。

アイソレータは磁気光学効果のひとつであるファラデー効果を用いているため、磁石を使用するのであった。
その性能を現すファラデー効果にまつわる物質の定数として、ヴェルデ定数というものがあり、磁石内を通る電磁波の偏光の回転具合を決定する大事な定数なのだが、定数とは言うものの波長依存性があり、どうやら波長に反比例に近い特性らしく、これは周波数に比例に近い正の相関をしていると言わざるを得ない。
直流ではヴェルデ定数は0になり、アイソレータとして機能しないのではないか・・・。

何がいいたいかというと、昨日の直流における反射とマッチングの関係を持ち出すにあたって、直流でも動作するアイソレータが存在してほしかったが、どうも現実的にはムリなのかもしれない、という話だ・・・。

ただ、半導体を用いたアイソレータも一時期用いられていたようだから、そちらの技術で直流アイソレータというものは実現できるのかもしれない。

ぐぐるとわずかながらヒットするんだよねぇ・・・「直流アイソレータ」


まあ、直流の場合、位相の変化は見なくていいからコンデンサは開放、コイルは短絡と同じ状態になって、ぶっちゃけ抵抗値だけ合わせればいいってことになるわけだから、マッチングが困難でアイソレータの助けが必要になる状況って出てこないんだろうね・・・。




アッテネーター クッテネーター
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インピーダンスマッチング(整合)について考えるとき
電源に抵抗が2つ直流についてる回路を考える。
このうち、電源に近い抵抗Ziは電源の内部抵抗とし
電源から遠いインピーダンスZLは負荷とする。

ZL=∞のとき、回路は開放であるといい
ZL=0のとき、回路は短絡しているという。

開放でも短絡でも負荷で消費される電力は0である。
では、ZLがどんな値のときに負荷で消費される電力が最大になるのだろうか。
これは回路の電力効率を考える上で重要である。


ZLに加わる電圧VLは、電源電圧を1とすると分圧の法則より
VL=ZL/(Zi+ZL)である。
また、負荷で消費される電力PLはPL=VL2/ZLなので
PL=ZL/(Zi+ZL)2となる。

これは、ZLを横軸にとると両端が0なので、この間で関数のZLによる微分が0になったところでPLは最大になるはずである。

dPL/dZL=((Zi+ZL)2-2(Zi+ZL)・ZL)/(Zi+ZL)4
=((Zi+ZL)-2ZL)/(Zi+ZL)3=(Zi-ZL)/(Zi+ZL)3
これが0になる条件は、Zi=ZLのときである。

つまり、電力をもっとも効率よく伝播させるには、
電源の内部抵抗と負荷のインピーダンスを等しくしなければならない、ということである。

ところで、このインピーダンスマッチングを反射の観点からも考えることができる。

電源から電圧のパルス波が負荷に向けて流れたとき
回路が開放されていれば負荷部分でそのまま反射され
回路が短絡されていれば負荷部分で極性を反転させて反射される
負荷短絡負荷開放
負荷短絡・開放・ステップ入力時の反射の様子(gif動画)
(この動きが瞬時に行われる)
訂正:「負荷までの距離」の軸の値を0~2→1~-1と読み替えてください><真ん中の太線が鏡=負荷です

この反射は、それぞれ
負荷を線対称(開放)、点対称(短絡)の鏡と考え、
電源からパルスが向かっていると同時に
反対側にある仮想の電源からもパルスが向かってきていると考えても同じことである。

負荷部分では波の重ねあわせが起きるので
負荷が開放の場合は電圧パルスは2倍に
負荷が短絡の場合は電圧パルスは打ち消しあって0になる。

では、負荷インピーダンスと電源の内部抵抗が等しい場合はどうか?
このときは反射が発生しないと見ることができる。
電源から送られた電力はすべて負荷インピーダンスで消費されているのである。

このときの負荷に加わる電圧は電源電圧の何倍だろうか?
入力する波をパルスではなく直流(ステップ関数)にしてみよう。
(ステップ関数とは、スイッチを入れた直後から電圧が発生するような関数)
開放の負荷のときは
1段だけの波が負荷に向かって押し寄せ、反射してそのまま電源に返ってくるので、入射波と反射波の重ねあわせであるステップ2段分の電圧が電源に戻ってきて、これが最終的に電源電圧として観測される。

ということは、電源から出た電圧の波の大きさは内部抵抗を過ぎた時点で電源電圧の半分になっていたということだ。

これは、実はインピーダンスマッチングを行ったときに負荷に電源電圧の半分の電圧しか加わっていないのと通じるのである。






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ちょーどアイソレータのことを考えていたときにラピュタの放送なんぞやりおって
あのラピュタの庭園の外壁あるじゃん
あれって外側からは白い壁として見えるけど
内側からは外側が透けて見えるよね?
(庭園の屋根付近にある木の枝葉部分から四方に伸びてる白い線は巨大な蜘蛛の巣じゃなくて半透明材質のつなぎ目だからなbyしばらく蜘蛛の巣だと思ってた人)



あれの技術とアイソレータの技術がどーも関係しそうでな
でもいまいちうまく行ってないのかなぁ
昔高専にいたころに授業で質問したら「無理じゃないか」って言われたからなぁ


いわゆるマジックミラーっていうのとは違うんよ
あれは子供だましみたいなもんだからね
透過率と反射率が半々くらいの鏡のようなもの「ハーフミラー」を使うとね、そのハーフミラーを透過する光が半分、ハーフミラーで反射する光が半分とかになるわけよ
それで、隠したい内側の部屋を隠さなくていい外側の部屋より暗くしてやるわけ
そうすると、隠したいほうは外側から見えづらい
隠したいほうから外側は見えやすいってなるだけなんよな

だから外側から中を見たいときは自分のデコ当てて影作ってやれば中が見える場合があるん


な、子供だましだろ?
そんなんじゃなくて、もっと完璧に光を一方通行させたいんよ僕は
敬意をこめてそのいまだ仮想の代物を「マジックマジックミラー」と呼ばせていただく


実は、そういう技術はすでにある。
アイソレータって言う部品として電波とか光通信関係ですでに使われてるんだけどね

それがイマイチ使えそうで使えないところがかゆいところに手が届かないところでもあってさぁ



光ってそもそも電磁波っていう波なわけよ
電波も電磁波。
その波は電場の波と磁場の波がそれぞれ進行方向に直角に振動してるもんなわけ
光が上向きに進んでるとすると、電場は左右、磁場は奥と手前を行ったりきたりしてるわけ。
でね、そのうち電場の向きにだけ注目すると、光や電磁波ってのは同じ方向に進んでる光でも360度色んな方向に向いてる電場の光を含んでて、その電場の向きを「偏光」って呼んでんだ。




その偏光ってのを操れる部品が生まれた。
実はそれは磁石そのもので、磁石の中を通ると偏光の向きが変わることに気づいたんよ。気づいた人は電磁誘導の法則でおなじみのファラデー

透明な磁石があったら、その内部で光の偏光が少しずつ向きを変えてってくれるわけなんだけど

ここでもう1つ、偏光板っていう部品も考案されてて
こいつは特定の偏光の光のみを通すって言うある種のフィルタなんだわ

こいつを使えば、一方通行の光が作れる
どうやるかっていうと・・・

たとえば左から右に光が進んでいて、電場は手前から奥に振動しているとする。
この光を磁石に通す。
この磁石は光が通ったときに45度だけ右ねじの方向に偏光の向きが変わるように設計されているとする。
そうすると、磁石を出た光は斜め45度の偏光で出てくる。

仮に、そいつをそのまま反射させたとする
もっかい右ねじの方向に偏光の向きが変わるわけだから、磁石の左に突き抜けた光の電場は上下方向に振動していることになる。

ここで、偏光板の登場だ。手前から奥に振動する光だけをフィルタリングしてやると、左から右には光は通れても、右から左には光は通れない、一方通行の部品「アイソレータ」の完成だ。



こいつはいわゆる電流を一方通行にする部品であるダイオードに感覚は似てるが中身は全然違う。
光関連の会社に派遣されてたとき、新卒の先輩にアイソレータの説明をしていて「ダイオードみたいなもんですね」って言われて違うとは言いながらもどう違うか説明できず、今でもどう違いをすんなり言えばいいのかよくわからない。




とにかくね、そういった「光を一方通行にする部品」がすでにあることだけは確かなんだけど
自然界の光ってのは偏光具合も色もごちゃ混ぜなんよ。
技術で使う場合は色や偏光状態を制限してるから実用できてるんであってな
いろんな色が含まれているってことは、それだけ色んな波長の光が含まれているってことだよね。

さっき、偏光をちょうど45度変えるように作ってあるって書いたけど
これが波長(色)によって変わってくるわけさ。 (ヴェルデ定数)

偏光具合はたぶんなんとかなるんよ
磁石の両側に偏光板をつければなんとかなりそう。
問題はたぶん色なんよねえ


どんな色の光でもおんなじように偏光具合が変わってくれて
どんな色の光でもおんなじように透過してくれる磁石があれば
できそうな気がするんだけどねぇ


あるいは色ごとに分光してそれぞれで処理してあとで合成するか・・・めんどくせえことになりそうだよなぁ
しかもどんだけでかい代物になるのよ






あららー?
巨大な「光の方向二色性」物質発見!?
こっちのが手っ取り早いか?




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消える飛行機雲を追いかけて追いかけるにはどうしたらいいのか考えてみた
戦闘機乗りになればいいんだと思う、きっと

「ちょっと私用で戦闘機借りますよ」
「何の用事だ」
「消える飛行機雲を追いかけに」
「よし、なら俺が先頭を飛ぼうじゃないか」
「ホントですか!?ありがとうございます」
「おいおい、上司に対してありがとうございますはないだろ、あざーすだろjk」
「さーせん」
「それでいい」


「先頭を飛ぶ戦闘機なんて洒落が効いてますね」
「ばかやろう、1人でどうやって飛行機雲を発生させようとしてたんだ」
「・・・考えてませんでした。そこは気合と根性で」
「根性で飛行機雲のできる条件をひたすら探しまわろうってのか」
「・・・まったく考えてませんでした。」
キミハ ジツニ バカダナ
ただひとつの願いが乗り越えていくのであります

「・・・帰ったら銭湯でゆっくりとな・・・」
「またアヒルちゃんを1000頭入れる気ですか」
「アヒルに萌えて何が悪い」
「私女だけど同じものを1000個集めるコレクター魂って・・・」


「ところでガラはどうする」
「ガラ・・・といいますと?」
「機体のガラに決まってるだろう、どっちが観鈴ちんなんだ」
では・・・わたくしが
「orz・・・40秒で仕度しろ」
「塗装時間的にムリっす」


前を走る戦闘機が半ば無理やりにでも飛行機雲を発生させる
それを、追随する戦闘機が切れ目と並びながら飛ぶ
気象条件により飛行機雲の消える速度は異なってくるだろうが
戦闘機が飛べなくなる速度まで落ちない限り、観測は可能なのではなかろうか。

個人で運用可能?という意味ではセスナ機のほうがいいのだろうか
どうやらプロペラ機でも飛行機雲はできるようだしな





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いまさらながら、ずっと前から気になっていたこと

テレビ東京系で金曜夜8時から放送中のJAPANオールスターズ

司会は三村マサカズと三宅裕司、OPの中の1人は桑田佳祐
桑田オールスターズを狙っていることがわかる。

桑は木を抜かすと又3つ。そして3宅と3村。
ということは?
3×3オールスターズと早く突っ込んでほしいということであろうか!


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海老蔵が蛯原に婿入りすれば完成
小学生にもわかる。
むしろそういうことは小学生が考える。

ここで視点をちょっと変えて
虫老=海老=エビであることの意味を考えてみよう。
つまりこういうことだ。
老を約分して
虫=海
ということである。
海には僕の苦手とする節足動物がいっぱいいるということだ。
僕はなぜ、節足動物を苦手とするのか。
実は、僕が苦手なのは節足動物だけではない。
無脊椎動物が一般に苦手なのだ。
そういうやつらが海には陸より多くいる。
これは、進化する前の形を保ったままの状態でいるやつらが海には多いことを意味している。
また、僕が無脊椎動物を苦手とする理由はおそらく、異質であること。

つまり異質であればあるほど、僕が苦手とすればするほど、きっと生命の原型に近いものがあるのだろう

これらのことを踏まえて、以下のような推測ができそうだ。

虫老原海老蔵=生命は海から生まれた。


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実家に戻ってから料理は父に任せ放題なので、
趣味のひとつである食品混合実験をする余裕もあまりなく・・・
しかしそこに可能な混合物がある限り僕は混ぜ続ける!

今日は、なぜかずっとやってこなかった
烏龍茶ほうじ茶の混合。

熱いのでまだ飲んでない。

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1981/04/04
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26進数を右から読みます
例:H→7番目、XP→15(P)×26+23(X)=413番目。
A=0とする仕様につき一番右の桁はAにできませんのでご了承くださいズコー
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