20080511~
13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。
和ァ・・・
この複素積分が楽しかった。
の線Cに沿って を計算するんですけどね、まずはコーシーの積分公式を使った方法から。 が の範囲内でごっそり正則なので、これをf(z)と置きます。 コーシーの積分公式では以下のように 積分が微分で表されてしまうので、今回の例題の場合はn=0、α=-iとすると、簡単に 解を導出できてしまいます。 ======== それでは、もう一つの方法、コーシーの積分定理と部分分数分解を用いた方法もやってみることにしましょう。 2つではなく3つの積になっているのですが、まずは(z+3)と(z-3)を部分分数分解して、(z+i)に分配して掛け算されるとみなします。 この式を恒等的に満たすAとBを見つけます。 A(z+3)+B(z-3)=z (A+B)z=z なので、A+B=1 もう1つの式が 3(B-A)=0 なのでA=B これを1つ目の式に代入すると、A=B=1/2が出てきます。 となったので、分配して、再度部分分数分解します。 つまり元の積分は以下のようになりますが 線Cで囲まれた領域の中にz=±3はないので、1/(z±3)の積分は正則によりゼロになります。 よって元の式は以下のようになり、 結局、さきほどの積分公式(積分定理ではなく)を使った計算結果と見事一致します。 コンピュータの技術の積層のボトムアップ感と違って 複素解析のまほう!はどんどん略されていくトップダウン感がありますね PR |
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