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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
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7月28日の夜中に、ついにビデオデッキが動かなくなりました。

というのも、僕の部屋ではたった1つのビデオテープを2004年5月21日から6年以上にも渡って使いまわす計画を実行していて

何回重ね録画したら使用不能になるのかという実験も兼ねていたのでした。

2009年ごろまでは比較的まったりと、録画したものを見ることを主な目的として使っていたのですが、(Aプラン)

ケータイのワンセグでテレビが見れて録画できるようになってから徐々に状況が変化していき、
だんだんとビデオデッキによるビデオテープへの録画はおまけのようなものへと変わっていきました。


そしてついに2010の5月14日から、ビデオテープへの録画を耐久試験のためだけに用いることを決定・実行しました。(Bプラン、156回目~)

ウチで使っているビデオテープが標準2時間モノで、普段から3倍速録画をしていたのでビデオテープの容量は6時間、ということになっていました。

なので、実験開始直後は6時間フルに録画しながら耐久試験を行う予定でした。

1日のうち起きていられるのが16時間程度しかないため、6時間のテープに重ね録画ができるのは2回にとどまりました。


しかし、残りの日数は来年(2011年)の7月24日までしかなく、
なんとしても耐久試験を終わらせるには、さらなる進み具合を要求されました。

そこで、3倍速モードで6時間あるうちの冒頭の1時間分だけを重ね録画することにし、5月29日から実行しました。(Cプラン、186回目~)


それでも1日8回程度が限界でした。


Cプラン開始当初は意欲も強く、がんばって1日8回の重ね録画を管理できていましたが、そのうちだんだんと意欲が低下してきて
ひどいときは1日4回程度までペースを落としてしまいました。


また、簿記の資格に合格したら就職活動を開始する予定だったので
仕事を始めると録画管理にあまり時間を割いていられなくなります。


また、使っているビデオデッキの特性なのか、
ビデオテープにやさしい仕様のようで
劣化を感知すると、巻き戻しをゆっくりにする機構が働いてしまい、重ね録画そのものだけでなく、巻き戻しにも時間を割かざるを得ない状況になってしまいました。


そこで7月7日からプランD冒頭の15分だけを重ね録画する計画に移行しました。(498回目~)

このプランだと、がんばれば1日24回以上、仕事で家を留守にしても在宅時間で最低1日8回の重ね録画が維持できます。




プランを次々と変えたのには焦りもあったのだと思います。
いくら録画しても画質の劣化がひどくならないのです。
冒頭に現れる白い横線が映る秒数は徐々に長くなっていきましたが

それ以外の部分はテレビ画面の近くで確認しないと判別できないほどのわずかなちらつきしかなく、ビデオテープの劣化によるものなのか受信状態のせいなのかすらよくわかりません。




そうして訪れた7月28日の24時過ぎ

886回目の重ね録画を開始しようとしたときでした。


なぜか録画が自動的に止まるんですね。

繰り返し3回、録画ボタンを押しても1分程度で止まるんですね。

今にもテープがデッキから出てきそうな感じのガチャコガチャコって音がして、それでもテープを吐き出さずに動きが止まります。

経験的な感覚で言うと、テープが絡まったりなんかしてデッキが困っている感じです。

そこで再生してチェックすることにしました。

違和感はないわけですよ。

なので、冒頭だけではなくほかの部分もチェックしようと、再生早送りをしてみたんですね

それから再生してみると、見事に音声・映像ともにノイズが乗るわけです。

再生巻き戻しもしてみると、今度はノイズだらけなんですよ。


ふと、ある言葉がよぎりました。

「テープが磨り減るくらい再生した」


僕はかつて、ビデオテープがどのくらい重ね録画に耐えられるのかの目安を知りたくてぐぐったことがあったんですね。

そのときは主に「重ね録画」とかそういった類の言葉を用いて検索していたのですが、ヒントになる言葉はヒットしませんでした。


今思えば、テープの劣化の要因として、重ね録画はそれほど大きな原因ではないのではないかと思えてきました。

むしろ材料内部の磁気的劣化よりも、機械的なテープの伸びや、それこそ擦り切れのほうが重要で、その劣化は録画でも再生でも起きることなのではないか

と思えてきたわけですね。

実際今日の「擦り切れる」を含めた検索であっさりヒットし

100回程度の再生を目安にしているがそれはだいぶ抑えた値で

実際には1000回程度再生を繰り返している場面も見かける

とのことでした。



あと、最後の再生時に気になったのは

元々無事だった領域も、再生してノイズが乗り始めると感染して拡大する「ような気がする」ところ。

もしかしたらこの最後の状態は「巻き込み」によるものだったのかもしれません。




試験結果としては

「録画回数だけを数えると885回が限界

ということで終わりたいと思います^^


さて、テープの上にピップエレキバンでも置きますか^^
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それと電子レンジに入れるの、どっちがいい?

拍手[3回]

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コメント
無題
>ビデオテープにやさしい仕様のようで
>劣化を感知すると、巻き戻しをゆっくりにする機構が働いてしまい、重ね録画そのものだけでなく、巻き戻しにも時間を割かざるを得ない状況になってしまいました。

メーカーにも依りますが、CTL(コントロールトラック)が読み取れなくなると高速サーチしないようになっていると思いますので、過度の使用でピンチローラーが劣化しテープ上のCTLが記録されている部分にキズを付けていた可能性が高いかと思います。(最終的にCTLが読み取り不能なり、トラッキングが合わせられずノイズが出たということではないでしょうか)
【2010/08/17 01:13】 NAME[dme3332] WEBLINK[] EDIT[]
返事が遅れてしまって申し訳ありません><
なるほど!CTLの劣化具合を感知するデッキですか!
以前から何を読み取って低速になるのか分からず、ぐぐるキーワードもどうすればよいのかわからず、モヤモヤしていたのがこれで晴れました!ありがとうございます!!

>トラッキングが合わせられずにノイズが出た
あ~、そうすると最後の現象にもつじつまが合いますね。

ところで、このノイズって再生中にも伝染したりするでしょうか?

有用な情報ありがとうございました!
【2010/08/22 21:33】 NAME[量子きのこ] WEBLINK[URL] EDIT[]


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