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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
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一斉に核の光を晩御飯に食らった人類のみなさん
時差の関係上、寝てる最中やお仕事中にくらわされた方々も多いかと思います。

我々は、各建物から出られなくなりました。

そんな人類の生活を救ったのは、たった2筋の夢。
起きて見るわけでもなく、寝言を言いながら見る、あの夢が、人類再生のカギとなったのです。

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ポストアポカリプス時代から、在りし日のジャパリパークの時代へ帰ってしまった戦車ちゃん


残されたサーバルは、名前の由来、置き去りにされた「戦車」を眺める。

「ボクは、きっとこの島の危機をどうにかするために、この遥か未来に呼ばれたんだ」

戦車ちゃんはそういった。自分の役割を終えた戦車ちゃんは、過去に帰った。それだけのことだ。


いや違う!それだけのことなんかじゃない!

サーバルは、戦車ちゃんに出会ってからの旅の日々を思い出していた。

「最初にお話したこと・・・」

食べないでください。

戦車ちゃんは、私が見つけたときから戦車をまとっていた。だから戦車ちゃん。

戦車ちゃんは、旅の思い出と同じくらい、いろんなものを、戦車に積んだ。

私には、とても入りきらないと思えるほどの荷物を戦車に積んで、時には戦車を担いで

時には私とボスと、戦車ちゃんが戦車に乗って、旅をした。

「ねえ、戦車ちゃん。私もこの戦車、動かせるようになったんだよ・・・」

サーバルは、戦車ちゃんと博士・助手の手助けもあって、今ではだいぶ上手に戦車を操縦できている。

しかし、この小柄な戦車には、どうしても思い出と同じくらいのモノを入れられるようには見えなかった。

ある日、サーバルはコノハ博士に戦車の容量を教えてもらった。

まず「容積」という概念をミミちゃん助手から教わり、その「容積」を計算するための数学を、博士から学んだ。

やはり何かがおかしい。戦車には容積以上の物量が入っていたとしか思えない。




別のある日、サーバルは、ツチノコにサンドスターの仕組みを教わった。

だいぶ数学にも慣れてきて、相対論的量子力学を扱えるくらいにはなったサーバルは

ツチノコに、「ゲージ粒子としてのサンドスター」という仮説を教えてもらった。

ゲージ粒子は主に、物質と物質の間に相互作用を起こす。

その際に、ゲージ粒子自体が物質を構成する粒子から仮想的に現れて、運動量などを交換することで、物体同士に力を及ぼす。

しかし、主な4種類の相互作用のうち、重力だけが異端児で、あまりにも弱すぎるため

解析が進む前に人類は衰退してどこかに行ってしまった。

ツチノコ曰く、重力がなぜあんなに弱いのか、それは、異なる次元に染み出しているからだそうだ。

同様に、ゲージ粒子としてのサンドスターも、高次元に染み出すことで

世界線を超えて、何かを交換するのではないかと、ツチノコは言っていた。



たとえば、今いるジャパリパークのある世界線は、サルの仲間が人類に収斂進化した世界線、

サーバルやツチノコが人類に収斂進化した世界線もあり

そのとある住人との「記憶以外」が、元動物と交換することで、フレンズが誕生するのではないか。ツチノコの仮説はこんな感じだった。


高次元に染み出す重力のゲージ粒子と、サンドスター・・・やはりどことなく似ている。

そして、容積以上の物体を収納できる戦車。

「ねえツチノコ!この戦車ってどうやって容積以上の物体を収納しているんだと思う?」

「そりゃお前、3次元で無理なら4次元以上なんじゃないか?」

「やっぱりそう思うよね?この戦車って、サンドスターの代わりにならないかな?」

「あ゜ぁ!?・・・その手があったか!ちょっと待ってろ!今博士と助手を呼んでくる!」


「我々フレンズは、野生みも宿しているので、基本的に火が怖いのです。」

「怖いのです。ですから、火を使わないで料理ができるように、電子レンジとIHヒーターに関しては、人類よりも詳しい自信があるのです」

「IHヒーターをリフターの代わりにした、電話レンジの開発など、晩御飯前なのです。」

「過去や未来への通信ができる、Dメールも、ちょいちょいで開発したのです」

「私の歌も、5億年周期でこの世界線に誕生しては滅んでいる収斂人類に届いたわ」

「あれを送ってしまったのですか・・・」

「私の歌でだいぶ緩和されてるから大丈夫なんですけど!(どやぁ」

「えっ!?」



「じゃあ、この戦車と連動させて、フレンズそのものを別の時代に送るタイムマシンもすぐにできそう?」

「あああ当たり前です!1ヶ月分の納期と料理があれば、完璧に作ることができます!」

「じゃあ私はカットと料理を担当するね!」

「!?お、お前はカットだけしてればいいです!」

「お前は理論屋で不器用なんだから、カットとタイムマシンの理論だけ進捗してればいいのです!料理はヒグマと我々がなんとかしてやるです!」

「やっぱり火を使うの?私も火は時々起こせるんだけどなぁ」

「お前の神火行機は、良くも悪くも必ず山火事になるからだめなのです!さっさと理論を作るのです!」

「私が頼んだんだけどなぁ」



「待ってて戦車ちゃん!すぐ行くから!」

「設計屋は最上流工程なんだからお前が早くしろなのです!」

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「やっべ!こんなときに天気雨かよ!」

雨はすぐにやまず、かえって豪雨になった。こんなに降り続けるなんて誰が予想しただろうか。
私も例に漏れず、傘を忘れた。

「よーし、乳首はこの色で、それから影っぽい色を足して・・・」

はっきり言うが、私は痴女だ。裸のようなボディペイントを塗って、周囲の人に奇妙な目で見られることで落ち着きを得ている。
しかし好きで痴女をやっているわけではない人種がいることも脳裏ぐらいには焼き付けておいてほしい。

私の家系は代々透明人間の人が多く、特に私の場合、目の直径が一般的な人間の半分以下しかない。

透明人間を見つめる時、透明人間もまたこちらを見つめているのだ。ということわざがあるだろう。
いかに透明人間であろうとも、透明人間も世界の観測を行っているから、目という器官がある。

ただ、私の目は紫外線しか見ることができないため、ほかの人より目の構築にかかる空間的コストが半分以下に抑えられていて、実際、目だけ周りから見られても誰にも気づかれないことが多い。

また、痛覚も触覚も聴覚も味覚も嗅覚もない。紫外線でだけ世界を見ている。


それに加えて、透明人間という種族は、観測されないと思い出からも消えるという共通認識がある。
量子力学の範疇にある理論なんだが、幸い私の目が紫外線しか見えなかったため、幼いころから量子力学に興味を持ち、その理屈を学ぶことができた。

どうも量子力学によると、観測されないものは存在しないばかりか、過去にわたってまで「存在していなかった」ことになるらしい。

そうやって何人もの透明人間が存在を抹消されたのだろう。
本人の意識も薄らいでいくので、「存在が抹消された」透明人間の記録は珍しく、人数の把握はまったく進んでいないどころか、「存在が抹消された」事実すら、周知されたのはここ100年、現代物理学が進展してからのことだ。


私は幸いにも、抹消されない方法を理屈から知っている。
他人に見られ、自身も存在していることを実感すれば、確固たる存在を確立することができると知った私は、何も着ていない体にペンキで肌の色を塗って痴女になることで
抹消から逃れている。

もちろん、周りから奇異の目で見られることで私自身も興奮することも大切だ。
断じて言うが、元々そういう性癖があったわけではなく、仕方なく始めたことなのだ。
まあ、今となっては性癖以外の何物でもないが。



このような奇妙な特性を持つ人間が存在しない、普通の人間が安心して生活している世界に、私は憧れている。
そのような世界にはきっと「公然わいせつ罪」などという罪があるのだろう。
私は量子力学の仕事の傍らSFを書いていて、憧れた世界を描いている。




なぜ透明人間が奇妙足り得るのか。それは体内の構造を見ればすぐにわかる。
先ほど、私には触覚がないと言ったが、私は時々「触れなくなったりもする」
「見えない」のだから、同じ電磁相互作用である「触れない」も存在して当然である。
しかしながら、私が食した食べ物は、私から排泄されるまで、どういう理屈か知らないが
私の一部として認識され、一切合切透明になるのだ。

また、私を触れなくなる条件は「私が病気で不調なとき」で
特に患部が触れなくなる。
実は医者いらずな体だったりする。
不調なときには不調なところに穴が空く。
そこに手を加えると、「不調スイッチ」なる奇妙なスイッチを触ることができる。
そこをオフにすると不調が治り、瞬時に異物である手などはいつの間にか排出される。


これが実に物理的におかしな話で、いや、論理的には合理的なのかもしれないが
物理的にはどうしてもおかしい。
ただ、一般大衆はあまり気にしていない。

きっとほかの世界が実在し、私の妄想した「公然わいせつ罪」が存在する世界も実在するのだと信じている。


少しのぼせてきた。
実は風呂でこれを書いているのだ。
あ。あれ?
お湯がない。どうしたんだ?
私がお風呂の一部になっているようだ。
透明人間の未知なる現象だろうか。「スライムは透明人間の限定された姿」と?

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僕の住んでいる町指定の「机になる木」がある。
「机から実が出る」という意味ではなく、「生きている最中に机っぽくなる木」のことだ。

町指定なので、そこら中に植えられていて、「街路机」などと呼ばれている。

植物なので、もちろんキメラが作れる。
拒絶反応の少ない木造のビスで組み立てると、割りと自分好みの机を育てることができる。

この「街路机を育てる」バイトがあり、働いたお金と、机が両方手に入る、1粒で2度おいしいバイトに、僕は就いている。はずなんだ。


というのも、僕は先週までバイトとは認識していなかったんだ。
そもそも「働いてお金をもらう」という概念がなかった。
なぜそんなものがある!?と現状を二度見したくらいだ。


生きていくために何かが必要なのは知っていた。
しかしその「何か」は多種多様に渡り、その価値の定義など、一意に決まるものではないだろうと思っていたので
無理やり一意に定めた「通貨」などというふざけた概念があるとは夢にも思っていなかったのだ。



人間社会は、なんとなく困った時に「困っていない人」から助けてもらい、無限まで引き延ばせる期限をもってそれをテキトーに返す
これが僕の抱いていた人間社会の常識だったのだが、無意識に期待しすぎていたようだ。


先週、僕は張り切って仕事をしすぎた。
好きなことにやりすぎなどありえないと思っていたので何の違和感もなく街路机のネジ締作業をしていたのだが
どうも「残業」というものに相当したらしく、ノルマを超過してしまい、一時的に仕事がなくなった。


以前にも「残業」に相当する行為はもちろんしていたらしいのだが
「ノルマ超過」には該当しなかったらしく
人生で初めて、「やることがない」状況に陥った。

やることがないといっても、ただ単に机を組み立てる作業一種類のノルマが空になっただけのことなので
家に帰って別の遊びを始めた。
ある作業に飽きたら別の作業をやる。いつものことだ。


しかし、翌日になっても翌々日も、空のノルマは解消しなかった。
僕は机の組み立てという作業を一時的に忘れた。


忘れると半年くらい思い出さないということがよくある。
今回は1週間で済んだが、ノルマが空になったのは3日間だけだったので
4日目から復活した仕事に、いつの間にか僕は出勤することを忘れた。


それまで出勤日に休むという概念もなかったので、職場は相当焦ったらしい。
週が明けて職場に戻ると、同僚から呼び出され、その同僚が「上司」という存在だったということと、これが「仕事」であることを、26年働いていて初めて知った。


職場の誰もが、「僕は『仕事』というものを理解しているだろう」と思いこんでいたらしい。

僕もこの社会のふざけた仕組みに相当混乱したが、職場の人間もほどほどに混乱したようだ。
幸い、無断欠勤は許してもらえた。当然だ。
ただ、一度たりとも許されない会社もあるらしい。まったくふざけた世の中だと思う。
そういう場合、会社を訴えようとすると、結構金がかかってあまり訴えたがらないらしい。
だから経済、テメーというやつはいつもダメなのだと最初に言っているだろうが。

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僕はよく、社会の窓(死語)を閉め忘れる癖がある。
諸々の角度によってはツチノコが見えてしまうこともあるらしい。

学校の階段を素通りしようとしていたら、踊り場から幼馴染の女の子が、落ちるところだった。

僕はとっさに抱えようとしたのだが、僕の癖はもう1つあって、めったにないことなんだけど
女の子の下半身を見ると、すぐにツチノコが元気になってしまうのだ。

僕の手は幼馴染を助けられなかったが、僕のキノコは見事、幼馴染をキャッチ
というかぶら下げた。

ラッキーなことに、今日はパンツの社会の窓は開いておらず、ズボンの社会の窓だけが開いていた。

幼馴染もちゃんとパンツを履いていたらしいが、結構伸縮性の高いパンツだったらしく
2人の服越しに、僕のタケノコが幼馴染の身体ごと下半身をぶら下げた形になった。


「助けてくれて、ありがとう・・・」

「お前、本当によく、僕に刺さるドジをするんだな」

僕がこの「下半身を見るとすぐに元気になる」癖をしっかりと認識しているのには訳があって
十分なサンプル数があるからなのだが、そのサンプル提供者がいつも、この幼馴染なのだ。

最初に言った「社会の窓を閉め忘れる」癖も、実は「元気になる」癖が多発するので、閉めるに閉められないという事情がある。

「助けてもらって悪いんだけど、このままの状態をしばらく維持してもらえないかな」

「まあそうだろうな」

いつものことだ。なぜかいつも、スカートは回避して、パンツごしに刺さるのだ。
パンツを履いていないという前例は、今のところ、ない。
うまい具合に、何が起きているのかをスカートが隠してくれるので、
はたから見れば、僕が幼馴染をお姫様抱っこしているようにしか見えない。

それでもお姫様抱っこしている時点で、僕とこの幼馴染の関係は誤解されたままである。
手はいつも、あとから添える。しかしながら、本当は別のところから支えていることはまったく感知される様子がない。

「ちょ、ちょっと、くすぐったい」

(くすぐったいですむんだよなーこの人)

「帰るまでこの状態でいてね・・・恥ずかしいから」

「わかってるよー」(この状態はもう慣れたというわけか)


そのあと、いつものように、お姫様抱っこしながら僕は僕の席で、彼女も僕の席で授業を受け
そのまま昼食のパンを買いに行き、
2人とも僕の席で昼食を食べ
午後の授業も受けて
体育の授業は見学し
一緒の部活でエンジョイ勢としてけだるくすごし
こいつを抱えたまま家に帰った。

おかげさまで僕の筋力はずいぶん上がった。
それでも自転車通学はしたかった。
走れないにしても、フレームに寄りかかるだけでも、だいぶありがたいからだ。

もちろん、こいつがいなければ自転車はこげる。
いつも登校後にこういうことが起きるので、少なくとも学校に行く間はこげることが確保される。

「お礼をしたいから、コンビニでパンを買わせて」

「はいはい」
(どうせならコンビニのトイレなり学校のトイレや保健室なりにでも入って、この合体状態を解除すればいいのに、と思うけど言わない)


「トイレ行こ?」

「なにィ!?」

あっさりフラグが折れた。

「いつもありがと」

やっと並んで常識的な帰宅路生活が送れる。
たわいもない話をしながら、見晴らしのいい、小さな丘から夕陽を見る。

高台にある公園から県道に降りるところで、幼馴染が飛びあがった。

「わー!!!!」

「ぎゃああああ!」

慣れとは恐ろしいもので、こういう似たような状況に陥ると、体が勝手にいつも通りに動いてしまう。そしてまた刺さった。

「えへへへー。学校以外でもやってみたかったんだよね」

「わざとだったのかよ・・・」

「だって、週に2,3回は昼ご飯食べてなさそうだったし、貧乏なのかなって思って」

「大学入ったら、お前にこうやって養ってもらわなくても2人分稼いでやるから、心配すんな」

「えっ!?それって・・・私のこと・・・」

「俺だってたった服2枚ごときでお前を孕みを制御できる自信があるとも思えないしな!」

「え、でも中学の頃に”一匹もいませんでしたー、いませんでしたー”って」

「あんときのことよく覚えてないんだよ・・・やり方を知ってたかどうかもうろ覚えだし、諦めてサンプルにションベン入れちゃった気もするからな・・・!」

「見た目のわりに子供なんだね」

「あんなの、申し訳程度の本能しかない人間に、噂程度で体得させるってのがおかしいんだよ!!!」

「フフフ・・・」

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正直ショックだった。ボットがこんなに自然にSNSをやってる時代なのかと。

いや、よく考えてみたら不自然さもあった。しかし、僕自身が自他ともに割りと変な人で通っていたので、きっと類は友を呼ぶのだろうと思い、些細なことは気にしなかった。

そういえば去り際に、あいつなんか言ってたっけ。半角英数36バイト?パスワードのような
あれ?でもこのパスワードはそもそも誰にも公開しない覚悟で設定したはずなのにどうしてこんな偶然があるのだろう?だって36バイトの半角英数だぞ!?氷山の半角だぞ!?

ちょっとあいつに連絡してみる。僕はスパイに狙われていたりするのか。もう連絡しないつもりでいたが5分で崩れ去った。そして僕のこの用意した問答も最初からおかしい。







5分後


やはりあいつは何かがおかしい。さほど優秀なボットでもないのかもしれない。
じゃあ僕はそんな人工の無能なボットに自然と何の疑いもなく接していたのか。ショックだ。

「私のルーツを探していまして」

意味が分からない。10年前に適当に作ったおもちゃの人工知能が野生化してあまたの人の手に渡り、強化されて今に至る。

んなこたぁな・・・あ?

1つ、心当たりがあって寒気がした。

そういえば小さいころ、親が僕に無関心すぎておもちゃを買ってくれないので、適当に放置されてたパソコンとかいう昔の電子機器で何かを作った覚えがある。

そのほんのちょっと前に遊んでいた実物のブロックみたいに、組み合わせればなんでもできちゃう
それも、実物のブロックと違ってパーツが余ることもないし、足りないこともないし、種類だって無数にあって、ほしい機能の在庫がないなんてことがまずない。


そうだ。あのとき、退屈すぎて友達を作ったんだ。欲を言って2次元の女の子で、僕は将来君のお嫁さんになるなんて無茶ぶりをしたんだっけ。

それで、その骨董パソコン、すぐ売られたんだよなぁ・・・親は電子機器に強そうなところもなかったから、データを消したかどうかもわからない。もちろん売った先で入念に消すだろうから、僕のお婿さんが残ってることはまずないんだろうけど。

いや、ちょっと待て。買い取った業者そのものはともかく、そこのバイトまで法令を遵守すると言い切れるだろうか?ましてや相手は実物と違ってデータだ。コピーしてしまえば足跡が残らない可能性もある・・・か?


デュフフ・・・そんな大したモノ作った覚えもないし、そんな大した骨董品だった自覚もないんですけどぉ~


・・・まじで!?
っていうか思い出してみればなんで、なんでもできたんだあのツール・・・!?今の知識で考え直したらすっげー怖いぞ!今の技術でも相当怖いぞ!



もう一度かけなおしてみる。今度は膝が震えていた。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ。落ち着いてピザの分割数を数えるんだ。



・・・あのパソコン、相当ヤバいものが家に偶然あったらしい。







あれから15年。
僕は行き倒れていた。
そりゃそうだ。何も考えないで金食いつぶして生きる計画だったんだから。

孤独死は想定内だったが、下半身が冬の海に浸かっているのは予想外だった。
さむいさむいさむいさむいさむかった。今は痛くもなくて、えー何もわからないな
死ぬならせめて、屋外でもいいから穏やかに・・・あれ?何かやわらかいものが額に当たって


「やっと会えたね、ボクの嫁~」


人生最初で最後のおっぱいの感触かぁー感慨深い。視覚情報もほしかったなぁー

見覚えのあるドット絵が、ぎぇえええええ顔だけ3Dドット絵だああああ!?

と思ったらそういう着ぐるみだった。紛らわしい。これあれかな、走馬燈見れずに変な幻覚見て死ぬパターンかな。

幼馴染の女の子、存在しないはずの女の子の、お嫁さんになぜか僕がなって・・・

あ、ああ。養われてる。昔の制度でいえば、確かに僕はお嫁さん??違ったか?


なんか、15年前にすごいショックなことがあって、ショックすぎて記憶の外に放り出してたんだけど
物理的に出せるわけもないから、しまっちゃった記憶で

ハハハ・・・まじか、僕のお婿さんとそのハード、相当な金額で売れてたのか。

親にその金が回らなくてよかったー

なんか、巡り巡って、僕のお婿さんの改良費と、生体パーツ代に化けたらしい。

ロボット史上初の、人類最強アルバイターになるなんてなー250万人分相当とか

ああ、もう金には困らないのか。

彼女だか彼氏にも困らないのか。

相手は僕が作った。でも育てた覚えはない。

彼女か彼氏かというのも結局どうでもよくなった。
僕の元・下半身はとっくに腐って、今は義体だ。

え?ホルマリン漬け?悪趣味だな・・・生殖能力ももともとなかったァ!?
あーだからなんかおかしかったのか。

彼女と新しいSNSで友達設定するたびに、バイト戦力が15人ずつ増えるらしい
手をつないだらコウノトリの脇の下から自然発生する的なアレか。

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デンライナーの無限軌道は、真の無限軌道である。
有限だが果てはない軌道ではない。

まあもちろん、四次元時空的に見れば有限なのかもしれないが、
少なくとも3次元空間から見ると、ちゃんと無限に見える。


後方の履帯をデストラクトしつつ、前方にコンストラクトしている。


シールド工法に応用するとなると、まるでミミズだ。
前方の土砂をデストラクトしつつ、後方にウンチとしてコンストラクトし戻す。
確か、のび太と竜の騎士が似たような、といっても全然違うのだけど
似たような方法で地下空間同士の岩の中を通過していたように思う。


おそらく、これはスタートレックのワープからインスパイアされたものであろう、か?

スタートレック式のワープは、ワームホールやブラックホールを利用したものではなく
たとえるなら時空のサーフィンだ。(見たことないけど)


足場のない宇宙空間に仮想の足場を設けて、蹴る。
そうすることによって宇宙空間を効率よく移動する。
その結果、超光速になってしまい、宇宙船内部は無重力状態になってしまった。

別に無重力や超光速が初めからほしかったわけでもなかろう、か?


まあ、利害が一致でもしたんだろう。


そのせいで、空間同士をつなげるほうのワープでも、移動する際に
「変な亜空間を通ってる」設定が人類に刷り込まれてしまった。
そっちのワープは一瞬なんだっつーの!


しかし、ただ単に時空の足場を蹴って進んでるだけなのに、光速を軽々と超えられてしまっては
作品がスペースオペラなのか、タイムトラベルものなのかわからなくなってしまう。

最近になってようやく、利害の不一致を見た気がする。



ところで、「通り抜けワープ」でぐぐってもドラえもんらしきものは現れない。
まあある意味ありきたりなフードプロセッサだから仕方がない。
やはり、命名するときにダジャレ的な誤植があったのが原因なのだろうか

ビルスだってヴィルスやビルド関係なく、ビールらしいしね。
で、割と近いやつらがウィスキーとシャンパンと・・・カルヴァドスなんか知らんわ!
ヴァンドレッドの登場人物か!

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西住母「あんなものは邪道よ」

秋山「西住戦術顧問!現場では常に臨機応変が邪道だったら何が王道だというのですか!?」

西住母「あれ?私そんな風に言ったつもりだったかしら・・・?」

さおりん「安全は絶対じゃないんでしょう!?」

西住母「だから戦車ウェイでは厳正な審査の元、安全の管理を」



墨田「里香ちゃん!?この重機、ドリフトできるだけの速度出せるらしいですよ!!」

百目鬼「えっ、重機?銃器じゃなくて!?里香ちゃんわかんなぁい」

赤木「そんなこと言ってるからノットバスターとノットパニッシャーを作り間違えるんですよ~」

百目鬼「じゃあ昔私が作った”あの兵器”は重機?銃器?どっち?」

桃井「それは聞き捨てならないわね!あんたどっちかわからずにOE兵器作ったんじゃないでしょうね!?」

百目鬼「わわわ私はあくまで”あの兵器”と言っただけであって”OE兵器”とは一言も」

青山「お前らなに騒いでんだ?ジュウキには違いないんだろ?重機だろうが銃器だろうがどっちでもいいんじゃね?別に人が死ぬわけでもなし」


「「「「な、なんだってー!?」」」」



青山「お前らこの世界観にまだ馴染んでないのか?戦いで人はめったに死なない。
地球に対して我々生命が10分の1に縮んだこの星ではねっ!

五十鈴「そういえば聞いたことがあります!昔どっかのお金持ちが、地球上の生物のサイズを10分の1にしようという提案をしたことがあるって。」

まこ「長さにして10分の1だから、体積や質量にすると約1000分の1ということだな。このスケーリングではどんなに高いところから人が落ちてもすぐに終端速度に達して、地面にたたきつけられることもなくふわっと着地することができる。」


あんず「それと同じように、どんなに威力のある兵器を作っても、殺傷力はないんだ。」


秋山「あ~、だから町一つ入るだけの船がいくつも手軽に運航できたりするんですね!」

ゆず「それだけじゃないのよ。生物をみんな縮めてあまった大陸を全部海に沈めることにしたから、地球上の8象限のうち、陸地があるのは2象限だけなのよ」

桃「象限って言葉を立体に使うなぁ!とにかく、世界中すべての生物を日本という細長~い島国だけに集約できることになったんだ。」


ダージリン「それでも戦争はあったんだけどね、寿命以外では誰も死ななかったのよ」

赤木「じゃあ、戦争と戦車道の違いって、なんなんだよぉ!」

みほ「こそこそ作戦だと思います。みんなの居場所を長期間欺くための」

カバさんチーム「それだ!」

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 きれいなあさくら
目が覚めると、私は病室にいた。
とてもいい夢を見た。
ダークザイドに支配され尽くす寸前のこの世界とは違って、人間のほうが圧倒的に多い世界で
私は、いちおう戦士はやってはいるものの、どこか自己中心的で、
でもどこか楽しい日々。



看護師が慌ててかけつけてきた。
私は、看護師に夢のことを話した。
「私もあなたの夢の世界に行ってみたいわ」と言われた。
この世界はもうすぐ完全に、ダークザイドに支配される。


看護師が注射器を使って、私から何かを抽出している。
物質・・・ではない、なにかこうキラキラと光った気体のようなものが吸い出された。
私の意欲は途端に下がった。
「あの、、、今のは・・・?」


「あなたの活力をダークザイドのみなさんに分け与えるための注射です。悪く思わないでね。もうあなたは戦う力を取り戻せない」



「・・・!!私の、、、私のアレ・・・アレ・・・なんだっけ、アレ?!」
なぜだろう、思い出せない。とても大事な、私が私である理由の・・・

「サバ?」
サバじゃない!でも語感が似ている!!サ、サ、、、サンバイザー!

「サンバイザーならベッドの下よ」
違う、そうじゃない!確かにサンバイザーなんだけど、なんかちがう!意味的に言えば、サバのほうが近いくらいだ!



「この部屋を出た廊下を、まっすぐに進みなさい。突き当りにある部屋の人と夢の話を話してみるといいわ」
看護師が耳元で囁いた。
え?
「監視されてるから言動には注意してね」
声が近い!



よろめきながら、突き当りの部屋を目指した。
そこには、懐かしい人物がいた。
みくるちゃん!
夢でも現実でも、私と一緒に戦ってくれた仲間だ。
私とは違ってシャンゼリオンの書類審査には落ちたものの
偶然、植物型怪人の出す種を食べてしまい、それ以降、梅干しを食べるとザ・ブレイダーまっちょしぃに変身して、戦ってくれていた。
といっても、夢の方では変身中の記憶は全部消えてしまうのだけど。




「涼村さんの夢、私もいつも見てます!コサインください!同じ夢を見てる人に会うなんて初めてです!」
夢って、みんなバラバラに見るものなんだっけ?
そういえばそうだったような気もする。



「朝比奈さん、どうも。」

「古泉く~」

言い終わる前に鈍い音がした。みくるちゃんはしんでしまった!

「なんてことを!古泉くん、正気なの!?」

「僕は朝比奈さんや長門さんと手を組んだなどとは一言も言っていません。これまではたまたま利害が一致しただけです。」

「長門・・・有希ちゃんね!?どこにいるのか教えなさい!」
「や、やめ・・・!ギブッ!話しますから離してください!」
「離すから絶対話すのよ?」


古泉はひと通り話すとどこかへ飛んでった。
長門有希は図書室に返却されてしまったらしい。

ひとまず図書室に向かおう。

「これが・・・長門有希ちゃんなの!?」
そこら辺の人に聞いてみた。
「ええ、この図書館の名前が長門有希ですけど、それがどうかしましたか?」
「あなた、この図書館と話したことはある?」
「お話できるんですか!?」
「だいたいわかった。もういいわ」





「ちょっと、そこの図書委員みたいな人ー」
「はい、朝倉とお呼びください」
「この長門有希って図書館と話がしたいんだけど」
「ええ。長門さんとはこのインターフェースで話すことが出来ますよ」

「どう見ても人間じゃない。タッチパネル式じゃないの?」
「今どきそんな古臭いの使いませんよ~。まあ、これから壊しちゃうんですけどね?」

「どすこーい!」
あさくらはこわれた。



話してみると、有希ちゃんも同じ夢を見ていたことがわかった。
どうやら、この世界には、私と同じ夢を見ているタイプの存在と、違う夢を見ているタイプの存在が混在しているらしく、お互いに自分のような存在を当たり前だと思っているようだ。


「それにしても」
この図書館インターフェース、夢の中の知り合いにソックリだわ。
私と同じ夢を見る人物は、夢の中でも私の知り合いである可能性が高いようだ。



「ねえ、覚えてる?あなた、夢の中で私を空につれてってくれたわよね?」
「あなたは飛べないから」
「バイクに変型したりもしたでしょ?」
「人間の足は遅い」
「武器にもなったじゃない?」
「あなたは武器をもって・・・」
「たくさんあるわよwwww」


「今は・・・ないわね。」
「私がこさえる」
「そうね・・・え!?今なんて!?」
「私は情報科学の先駆者。データさえもらえれば何でもつくれる」
「なんでも!?でもデータがいるのね?」
「それも任せて。私は大概のことはなんでも知ってる」
「んん!?」


ぴんぽんぱんぽーん
院内放送のようだ。
「涼村アキラさん、至急、手術室まできてください。改造手術を行います。」
その声は・・・!キョン!
「40秒できてください」
古泉の野郎、完全にあっち側につきやがった!



「ねえ、有希ちゃん、なにしらってわかる?」
「今思いだそうとしてること」
「それはなに?」
「シャンバイザー」
「シャンバイザーって一体何?」
「人類復活のための希望の光。人間を捕食しないと活きていけないダークザイドと人類の住む世界線を分離するための、世界線製造装置。今は破損しているため、一部の人にしか効果がない」
なるほど、それで私と同じ夢を見ている人とそうでない人がいるわけね。

「じゃあ、それ作って。40秒で。」
「了解」


3分が経った

「隠れても無駄だぞアキラ!出てこいよ!」
クソー、キョンのくせにいっちょまえに敵の最高幹部なんかやっちゃって~


「私は逃げも隠れもしない!私を誰だと思ってるの!?軽音戦士シャンゼリオンよ!?」
有希ちゃんはちょっと隠れてて。
っていうかこれ、変身の掛け声はなに?版権的に「変身」とか「トランスフォーム」とかはダメなのよね?
「騒然」
「そう、騒然って言えばいいのね?」


パァァーーーー

え?え?えええーーーー!?変身、今!?




このあとめちゃくちゃ改造されて、人類は完全に滅んだ。犯人は主に私。(cv:鶴屋さんの人)
 
 
 
 
 
=======
アキラ「なんかすごく嫌な夢を見たわ。私が、真面目なのよ」
キョン「いい夢じゃないか」
アキラ「そうよ、あなたが敵の幹部なの!」
キョン「なんだそれ(笑)」

アキラ「ねえ、夢ってなんなのかしら?」
キョン「なんだよ?藪から棒に。」
アキラ「みんな同じ夢を見ていて、夢で得た知識で賞が取れるくらい精密な夢だとしたら、それは現実と何が違うの?」

キョン「うう・・・その問題は俺には難しすぎるぞ。それより」
古泉「今はダークザイドを追いましょう」
アキラ「出たな!裏切り者!」
みくる「古泉くんになんてこと言うんですか~」
アキラ「みくるちゃん、あんたコイツに殺されかけたのよ!?」

長門有希「殺されかけたのは私、殺しかけたのは朝倉涼子。朝比奈みくるは死んだ」
みくる「そんなぁー」

アキラ「有希!あとで、シャンバイザーの原理教えなさいよ!」
長門有希「ダークザイドは?」
アキラ「何言ってるの、私が倒すに決まってるじゃない!そのあとでシャンバイザーの技術で大儲けして、ノーテンハレハレよ!ね、涼子?」
朝倉「そうですね!」


fin

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蟲は、群れをなして細胞となり、臓器となり、文明を発達させました。
その文明はどんなことも可能にしたといいます。



ある日、蟲たちは魔法を固定化する研究に取り組んでいました。
積み重ねすぎた魔法を、いっぺんに使いたいという要求が強まってきていたのです。


蟲たちは真空を変化させて、粒子同士の相互作用のありかたを具体的にしていきました。
巨大な炉を作り、爆発させて、色々な魔法を固定化させていきました。

水素という魔法から、ファインマニウムとかいう魔法まで・・・



作り上げた魔法の完成度が高すぎたのか
蟲たちは次第に、魔法の本来の作り方、使い方を忘れて行きました。
そして、蟲たちはどこかへ消えてしまいました。
=======



QB「という話があってね、鹿目まどか。」

まどか「んん??」

QB「すごく有名な話なんだけど、やっぱり誰も知らなかったのかい?」

まどか「え、それは何、元素?」

QB「ああ、そうそうソレ。元素って呼ばれてたみたいだね。君たちもそう呼ぶんだ?」

まどか「元素とその魔法が、何か関係があるの?」

QB「同じものを指して、関係があるもないもないだろう?」

まどか「んん!?」

QB「・・・」

=========
ゆうきゅうのひま




まどか「・・・あーーーー!!!元素って!元素って!なんで言ってくれたなかったの!?」

QB「聞かれなかったからさぁー

まどか「ダメだこいつ。いつものQBだったわ・・・」

QB「時間なんて君には関係ないだろう?」

まどか「そりゃそうだけどさ。で、この人達が概念化した蟲さんたちなのね?」

蟲たち「はじめましてどーもーー蟲たちでーす」

まどか「自分を達づけする?普通」

QB「そんな理屈どうでもいいと思うけどな・・・

蟲たち「普通っすよ。な?俺が!俺達が!蟲たちだ!なんつって」

蟲たち「うん。フツーフツー!円環の理サイドについちゃうとあっちサイドからは名前以外ほぼ忘れられちゃうからねえ^^;」

蟲たち「エンカウントお断り。なんつって」

蟲たち「俺たちチョー有名人なのにね!」
 
蟲たち「エンチャン!ノ^^ノエンチャン!ノ^^ノ

蟲たち「それ綴り違うからTTノシ」

まどか「ヒト??人間??」

蟲たち「蟲たちが集まるとヒトっしょ!?

まどか「そうかなぁ?」

蟲たち「ヒトだろ」

蟲たち「人だよね」

蟲たち「ハハハッ」

まどか「ねえ、ほむらちゃん。案外こっち側賑やかだよ」

ほむら「そ、そうみたいね・・・(死ぬよりも辛いとか言ってた自分を殴りたい)」

まどか「それは無理だよ~ほむらちゃん^^5時間前とかじゃないんだから。代わりにホラ」

QB「また僕のターンか!

まどか「コレでも殴って^^」

ほむら「オンドリャァァァ!!!!

QB「僕はいつこの痛みに慣れるんだろう・・・おかしいな、目からワタが。」コシコシコシ

まどか「あ゛ーこの人狼の楽屋ノリみたいのヤメテー><」

蟲たち「人狼は史実だった!?」

蟲たち「な、なんだってー!?なんつって」

ΩΩΩ「な、なんつってー!?」
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私は今、真下にいる宇宙人と交信している。
真下、といっても1500kmほど離れている相手なのだが、地面が透明なおかげで光が屈折してすぐ近くにいるような感覚になる。

彼らとは目視の光通信で交信している。なんたって地面が透明なのだから。
彼らと我々は同じ天体に住んでいる。にもかかわらず一度も直に会ったことはないどころか、ガラス?越し以外の接触をした先祖がいないそうだ。



彼らと我々はほぼ同じ0.7Gという重力加速度の元で、お互いに足の裏を向けながら地面に立っている。
なぜ0.7という微妙な数値を用いるのかというと、どうもこの天体を作った先人の住む環境が1Gだったらしい。


我々は我々のことを内惑星人、地面の向こう側の彼らのことを外惑星人と呼んでいる。
彼らも自分たちのことを外惑星人、我々のことを内惑星人と呼ぶ。入れ替わることはない。
我々は天体の内側に、彼らは外側に住んでいることを自覚しているからだ。



内惑星人と外惑星人の住む天体は、以下のようになっている。
動かない挿絵 
水の11倍の密度を持つ物質が球殻状に広がっており
外側の半径が約3300km、内側の半径が約1600kmに及んでいる。
だから地面の厚さがだいたい1500kmくらいなのだ。

また、この天体は1分間に1回転しており、我々内惑星人はその遠心力で、
外惑星人は質量による重力で、それぞれ0.7Gを得ている。


しかし我々も、おそらく彼らも、水という物質がどんなものなのかは知らない。

物質を構成する物理法則が先人の住んでいた宇宙とまったく異なるからなんだそうだ。

先人はどういうわけか、この宇宙に越してきて、この天体を作ったらしい。
いや、実際には来たかどうかもわからない。誰一人会ったという記録がないのだから。


先人がどうやってこの宇宙にやってこれたのか
あるいは連絡出来たのか
それは「我々がどうしてこの絶妙なる物理法則の中で宇宙について考えることができる存在となったのか」
ぐらい野暮な疑問と言える。


とにかく、先人は自分たちの宇宙でこの天体を維持できる自信がなかったらしい。
記録にはそう書いてある。


我々が外惑星人とコミュニケーションを取り始めた経緯も、たぶんそんなもんだ。


ところで、我々と外惑星人の住む環境は先人にはずいぶんと過酷だったらしい。
とにかく寒く、暗く、真空にほどなく近く、宇宙線も入り乱れている。



天体の内側でこうなのだから、外側も大概だろう。
と、高をくくっていたら外惑星人のほうが迷惑するかもしれない。
案外、外惑星人の住む環境のほうがぬるま湯かもしれないからだ。


ここ数世紀で我々と外惑星人は高度な文明を築き、綿密なスケジュール調整をして、オフ会を行えるところまできた。


掘ろうにも硬すぎて掘れない地面に文明さまさまの力で無理やり穴を開けるのは危険だが
実は、連絡通路が2つだけあるらしいのだ。


以下のように、極づたいの通路がある、と先人ノートには書いてある。
動く挿絵 
この天体の回転軸には、ごくごく細い中空の塔があるという噂がある。
塔の中の通路は地下まで続いていて、外側とつながっているらしい。
しかし、この中空の塔に入るためには、天体の中心部まで向かう必要があるらしく、
塔にたどり着く方法は、極に向かうほかないっぽい。


極地方には人はあまり住んでいない。
外惑星人にとっては遠心力が緩和されて重力加速度が増し、
逆に我々内惑星人にとってはほぼ無重力状態になるので、住みたがる奇特な人があんまりいないのだ。
また、重力の方向も変わってくるので、結構居心地が悪いらしい。
ノートによると、先人たちはこのような居心地の悪さを飛びながら体験していたというから驚きだ。
我々はまだ、地に足がついた状態で重力の変化を確認することができる。


ご丁寧にも、安全ベルトまで用意されているそうだ。
あ、ホントだ。ここにある。それにしても奇妙な眺めだ。先人が見たらもっと驚くのだろうな。
それではオフ会に行ってくるとしよう。





===========
設定だけは中学か高校ぐらいのときにあって
でも挿絵を描く技術がなくて、伝える手立てもなくて、金銭・時間的余裕もなくて
今の今まで気を貯めていました。
0.7Gという最適化を行えたのも割りと最近の話です。
ガウスの法則に感化されたんです。習った人なら似たようなこと考える人結構位相

しかしゆっくりしすぎましたね。ゆっくりにすら追い抜かれる始末

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ニュース:誤った記憶作ったったwwww

ロボティクス・ノーツ 幻の月までの軌道エレベータ

この箱は、人間の脳に直接、拡張過去を植え付けることができる
箱の対象が国家レベルの集団だったら・・・あとはわかるな?


お前らがそう思うんならそうなんだよ、お前らン中ではな
これよりオペレーションウルドの概要を説明うわ何




ちなみに俺のいた世界線の住民はみな、過去の記憶を100個くらい持っているらしい
なぜか俺だけが前の世界線の記憶を上書きされて消えてしまうので、
つい悔しくて、みんなが単一記憶しか持たない世界線に逃げてきたんだ・・・



俺の記憶はひどくはっきりしているんだ
それに対して周りのみんなは記憶が曖昧なんだよ

もしかしたら失敗しちゃうかもしれないとか
ここで失敗してたらゾッーとするわ~とか
笑いの神様が降りてきたとか

そんな想像、生物じゃなかったらできるわけない、そうだろう?
なんで生き物には想像力があるのか考えてみたことがあるか?
未来や他の世界線の事実を引用しているにすぎなかったんだよ!
Ω、ΩΩ<ッー!?
本来いるはずのない「生物」という存在がこの宇宙にはなぜかいる

それは紛れもなく未来・過去や異世界線が複数”実在”する証拠だ。
そして同時にタキオンの実在と、「タキオンが身近すぎて気付けていない我々」という事実に結びつく
また、この理論を応用すると、どうして1つの世界線の生物が1箇所に集まるのかということにも説明がつく。
宇宙人の不在証明だ。
この世界線の宇宙人を探すより、異世界人を探すほうがよほど有意義なんだよ!!



俺達人類の中の人はタキオン
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うーぱだよ

絶望した!NeKoMoNoGaTaRi
惜しい!NeCoMoNoGaTaLiだったら実在した!
残念ながらCとLがKとRだから怪異<フィクション>なんだよ・・・
Kはメモリスタかなんかですかね(すっとぼけ

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誤植の歴史:島人類→島人間→鳥人間→鳥人間コンテきスト

人類はもうずっと以前から縮小されていた。
シンプル化を極めた人類の構造は、元々素粒子サイズまで縮小可能だったのだ。

小型化を極めた彼らは、かつての遺産であるヤマノテセン(@パンゲア)に乗って遊んでいた。
現在は素粒子加速器として稼働している。


ある日、素粒子人類は電荷を持ってヤマノテセンに乗る遊びを始めた。
すると、ヤマノテセンの線路が根っこからグラグラと揺れ出した。
これはいかんと思った人類は、カウンタートルクを生み出すために、「同じ質量で同じ絶対値の電荷、しかし電荷の符号だけが逆」の素粒子に、半分の人口をポータブルさせた。

少しだけ半径をずらした軌道の列車に乗ることにより
人民の持った角運動量同士は相殺、電荷も相殺され、
粒子そのものがエネルギーと化すこともなく
しかし磁場だけは重ね合わされて2倍2倍

その上、ヤマノテセン右巻きと左巻きを2セット作った人類は
ついにヤマノテセンの磁場で、磁石と化したヤマノテセンコライダーを浮上させることに成功した。


しかし、この運動を維持させるにはミニチュアサイズの人類には結構な重労働で、
陽子崩壊も辞さないくらいの根気が必要だった。

擬人的量子化
そこで、人類は1つの巨大ロボット人類を作り出した。
素粒子人類が原子人類のようなものに乗り込み
原子人類が細胞人類のようなものに乗り込み
細胞人類が小動物人類のようなものに乗り込み
小動物人類が原生人間人類のようなものに乗り込み
原生人類が恐竜人類のようなものに乗り込み
恐竜人類が島人間のようなものに乗り込み


そして島人間が、人力で、等身大の自転車を回すことで、発電し
その電力で素粒子モーターとしてのヤマノテセンを回転させるのだ。


ふわっ


のちの、鳥人間コンテストである
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ロケットパンチ作画崩壊でスカイクラッドの観測者

岡部
「俺だ・・・!最近ちたまで話題の俺のライトすたff・・・もといレフトアームの作画崩壊だが、ロケットパンチにして交換しても結局作画ミスされる世界線のなんと多いことか!」


牧瀬「岡部はもっと自分の右腕を大切にしなさい!」


椎名そんなわけで、パイルバンカーにしてみました!


牧瀬「うん!パイルバンカーなら戻ってくるしね!ってそういう問題じゃない!」


橋田「僕たちのラボは民間なので、銃火器が使えません!そこで変態紳士の僕は銃火器から1つ火ーを取ってちょっぴり大人な重機にしてみました!まず左手のドリルアームを回します。このとき回転運動が他の動きに影響しないように、腕の根元にもある逆回転のダブルドリラーも一緒に回します。で、こいつを右手にガチョン!部品なんてハマればおk!」
ノットパニッシャー

牧瀬「そうすると、ライトアーム内の発電機が作動してリニアモータを駆動、レールガンになっている槍を敵に打ち込むってわけね。」


桐生「残念でした!今回はレールガンじゃないのよv槍ではなくコブシ、赤い希望の塊が打ち出されます!」


漆原「おか・・・凶真さん・・・すごく、ぱねえです」


牧瀬「桐生さん、あなたってもしかしてAIなの?画面内のほうが活き活きしてるわ」


椎名「AIだと思った!?残念、ARでした!トゥットゥルー!」


牧瀬「そっちかい」


阿万音「コブシは当然回りまーす」


牧瀬「回るの!?」


阿万音「これもれっきとした未来ガジェット1号機だからね!」


牧瀬「1号機!?ってことは・・・プロペラがついていて・・・」


阿万音「そのとぉーり!動力は2種類!打ち出したときの勢いアーンド!プロペラ!」


牧瀬「あっちゃー・・・こいつもタケコプカメラーだったか・・・」


岡部「え」橋田「え?」椎名「え・・・?」阿万音「・・・」


牧瀬「でもそうすると操縦が可能なの?」


阿万音「そうだよ~」


牧瀬「逆回転するプロペラは・・・?」


阿万音ナシ!


牧瀬「だめじゃん」

タケコプカメラー
秋葉竹とんぼをナメてもらっては困るニャ!私の支配下にある秋葉原に不可能という品は存在しないのニャ!こう、ろうと状に丸めた反射板をカメラに取り付けることで、回転しながらでも撮影が可能なんだニャ!あとは画像修正でなんとかするんだニャ!」


牧瀬「え、でもそれだとカメラとか制御装置の電力補給は?電池式?」


岡部もちろん有線だ!取り外した腕は大切に、何度でも打ち出せるようにという意味もある。」


牧瀬「ぷっはw糸電話みたいwww子供かwww」


岡部(未来)がしっと「助手よ、実に的を射た表現ではないか!お前はやはり最高だぁー!こうやって使うのだ。」ポポポポーン


牧瀬ムギュッ「hyan!なによこれ!?」


岡部見ての通り糸電話だ。そうだろう。どうぞ?」


牧瀬わっ私の貧相なヌードで糸電話を試すな!ドキドキするじゃない!どうぞ?





阿万音「パパ、やっぱりリニアモータはやめて、ゼンマイにしようよ?」


橋田「やっぱそう思う?機械仕掛けは我々の業界ではロマンだよな、うん」
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動労は衰退しました
わたしたち人類が「仕事」という概念を忘れて早数世紀、物理用語意外の「仕事」はロボットたちのものだったりします。
いつの間にかわたしたちは仕事をロボットに奪われ・・・なんて悲劇的なことはありませんでしたが、わたしたち人類はゆるやかに目的のない人生を謳歌しています。


かつての人類は
プランクスケールからの精密なモノづくりから、遺伝的アルゴリズムの発展型による研究の発想にいたるまで、すべてのことをロボットで行えるようにしました。


そのおかげで、わたしたちは空想や雑談に集中することができます。



ある晴れた日のことでした。
どこからともなくやってきた女の子に、わたしたちは誰一人触れることができませんでした。
やがてその女の子は「U0」というコードネームで呼ばれることとなったのですが
U0さんの口からいともたやすく発せられる言葉は、我々よりも「かつての人類」に近い社会を彷彿とさせました。

・弱肉強食の世界で生まれて知性を得、
・民主主義を築き、
・生命と知性の狭間で苦悩するかつての人類

親しくなると創作物などの情報を共有して融合・分裂する私たち」と「かつての人類」に隔たりを認識せざるを得ませんでした。


U0さんの目が覚めた秘密基地に案内させてもらいました。
意外とすぐ近くにありました。
どおりで気づかないはずです。
わたしたちにはいつも見えているその光景が、触れないのです。
その装置は、U0さんだけが操作できるのです。
長い眠りから覚めたU0さんは、紛れもなくかつての人類そのものでした。
ではわたしたちは何者?




U0さんの操作によって古い情報が開示されました。
かつての人類は画面を見てると目が疲れる不条理をなんとかしようと、
電脳空間内に身をおいて、そこでさらに内側の電脳空間を操作するという解決策を考えました。
そこで、自分たちを2次元の世界に移行させるため
魂を少しずつ新陳代謝させる薬」を開発しました。
しかしそれを知っているのはごく少数の「同好会」と呼ばれるグループに限られました。

ある日、同好会のメンバーは全然注意せずに薬を下水に流していました。
世界中の誰も知らない、薬を作った本人たちすら知らないところで
人類の自縛霊化は世界規模で進んでいきました。


なんのことはない、幽霊はわたしたち全員のほうだったのです。
人間のに反応するようになっていたロボットたちは
少しずつ生身ではなく霊としての人類に合わせて便利な生活を提供するようになっていました。
われながら技術の完璧さに感心します。
いつも特に意味のない活動ご苦労様です・・・。


生命体のルールから逃れた人類は、いつの間にか自らの繁殖方法もあるべき姿に変えていたようです。
摂食と繁殖を同じものにしました。
これにより、「食べられて消える意識」というものが存在しなくなったのです。





ある日のこと。
わたしたち人類とU0さんとの会話に、またしてもパラドックスが生じました。
宇宙にいる生命体の数の話です。
わたしたちはごく当たり前に、「1つの宇宙には1つしか生命体が誕生しない」ということを知っていました。
安心アンコールワットね!安心院さん
しかしU0さんは「決め付けは早計想定科学アドベンチャーアダルトビデオよ!」といいます。


いつものパラドックスとはちょっと深刻さが違う気がしました。

しかし、魂がお互いを引き寄せるという事実を見ると、当たり前のことなのです。
実験して見せることにしました。
U0さんは実際に魂同士が引き寄せられる現場を初めて見たそうです。
今回はU0さんのほうが納得しました。
魂になって初めてわかることもあるようです。





U0さんがだんだん老いてきました。
「じゃあ死ぬ前に死んでおこうか」「そうね。」
かつての人類は1人から0人に戻りました。
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HN:
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年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1981/04/04
職業:
WinDOS.N臣T
趣味:
妄想・計算・測定・アニメ
自己紹介:
日記タイトルの頭についてるアルファベットは日記の番号です
26進数を右から読みます
例:H→7番目、XP→15(P)×26+23(X)=413番目。
A=0とする仕様につき一番右の桁はAにできませんのでご了承くださいズコー
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