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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
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 きれいなあさくら
目が覚めると、私は病室にいた。
とてもいい夢を見た。
ダークザイドに支配され尽くす寸前のこの世界とは違って、人間のほうが圧倒的に多い世界で
私は、いちおう戦士はやってはいるものの、どこか自己中心的で、
でもどこか楽しい日々。



看護師が慌ててかけつけてきた。
私は、看護師に夢のことを話した。
「私もあなたの夢の世界に行ってみたいわ」と言われた。
この世界はもうすぐ完全に、ダークザイドに支配される。


看護師が注射器を使って、私から何かを抽出している。
物質・・・ではない、なにかこうキラキラと光った気体のようなものが吸い出された。
私の意欲は途端に下がった。
「あの、、、今のは・・・?」


「あなたの活力をダークザイドのみなさんに分け与えるための注射です。悪く思わないでね。もうあなたは戦う力を取り戻せない」



「・・・!!私の、、、私のアレ・・・アレ・・・なんだっけ、アレ?!」
なぜだろう、思い出せない。とても大事な、私が私である理由の・・・

「サバ?」
サバじゃない!でも語感が似ている!!サ、サ、、、サンバイザー!

「サンバイザーならベッドの下よ」
違う、そうじゃない!確かにサンバイザーなんだけど、なんかちがう!意味的に言えば、サバのほうが近いくらいだ!



「この部屋を出た廊下を、まっすぐに進みなさい。突き当りにある部屋の人と夢の話を話してみるといいわ」
看護師が耳元で囁いた。
え?
「監視されてるから言動には注意してね」
声が近い!



よろめきながら、突き当りの部屋を目指した。
そこには、懐かしい人物がいた。
みくるちゃん!
夢でも現実でも、私と一緒に戦ってくれた仲間だ。
私とは違ってシャンゼリオンの書類審査には落ちたものの
偶然、植物型怪人の出す種を食べてしまい、それ以降、梅干しを食べるとザ・ブレイダーまっちょしぃに変身して、戦ってくれていた。
といっても、夢の方では変身中の記憶は全部消えてしまうのだけど。




「涼村さんの夢、私もいつも見てます!コサインください!同じ夢を見てる人に会うなんて初めてです!」
夢って、みんなバラバラに見るものなんだっけ?
そういえばそうだったような気もする。



「朝比奈さん、どうも。」

「古泉く~」

言い終わる前に鈍い音がした。みくるちゃんはしんでしまった!

「なんてことを!古泉くん、正気なの!?」

「僕は朝比奈さんや長門さんと手を組んだなどとは一言も言っていません。これまではたまたま利害が一致しただけです。」

「長門・・・有希ちゃんね!?どこにいるのか教えなさい!」
「や、やめ・・・!ギブッ!話しますから離してください!」
「離すから絶対話すのよ?」


古泉はひと通り話すとどこかへ飛んでった。
長門有希は図書室に返却されてしまったらしい。

ひとまず図書室に向かおう。

「これが・・・長門有希ちゃんなの!?」
そこら辺の人に聞いてみた。
「ええ、この図書館の名前が長門有希ですけど、それがどうかしましたか?」
「あなた、この図書館と話したことはある?」
「お話できるんですか!?」
「だいたいわかった。もういいわ」





「ちょっと、そこの図書委員みたいな人ー」
「はい、朝倉とお呼びください」
「この長門有希って図書館と話がしたいんだけど」
「ええ。長門さんとはこのインターフェースで話すことが出来ますよ」

「どう見ても人間じゃない。タッチパネル式じゃないの?」
「今どきそんな古臭いの使いませんよ~。まあ、これから壊しちゃうんですけどね?」

「どすこーい!」
あさくらはこわれた。



話してみると、有希ちゃんも同じ夢を見ていたことがわかった。
どうやら、この世界には、私と同じ夢を見ているタイプの存在と、違う夢を見ているタイプの存在が混在しているらしく、お互いに自分のような存在を当たり前だと思っているようだ。


「それにしても」
この図書館インターフェース、夢の中の知り合いにソックリだわ。
私と同じ夢を見る人物は、夢の中でも私の知り合いである可能性が高いようだ。



「ねえ、覚えてる?あなた、夢の中で私を空につれてってくれたわよね?」
「あなたは飛べないから」
「バイクに変型したりもしたでしょ?」
「人間の足は遅い」
「武器にもなったじゃない?」
「あなたは武器をもって・・・」
「たくさんあるわよwwww」


「今は・・・ないわね。」
「私がこさえる」
「そうね・・・え!?今なんて!?」
「私は情報科学の先駆者。データさえもらえれば何でもつくれる」
「なんでも!?でもデータがいるのね?」
「それも任せて。私は大概のことはなんでも知ってる」
「んん!?」


ぴんぽんぱんぽーん
院内放送のようだ。
「涼村アキラさん、至急、手術室まできてください。改造手術を行います。」
その声は・・・!キョン!
「40秒できてください」
古泉の野郎、完全にあっち側につきやがった!



「ねえ、有希ちゃん、なにしらってわかる?」
「今思いだそうとしてること」
「それはなに?」
「シャンバイザー」
「シャンバイザーって一体何?」
「人類復活のための希望の光。人間を捕食しないと活きていけないダークザイドと人類の住む世界線を分離するための、世界線製造装置。今は破損しているため、一部の人にしか効果がない」
なるほど、それで私と同じ夢を見ている人とそうでない人がいるわけね。

「じゃあ、それ作って。40秒で。」
「了解」


3分が経った

「隠れても無駄だぞアキラ!出てこいよ!」
クソー、キョンのくせにいっちょまえに敵の最高幹部なんかやっちゃって~


「私は逃げも隠れもしない!私を誰だと思ってるの!?軽音戦士シャンゼリオンよ!?」
有希ちゃんはちょっと隠れてて。
っていうかこれ、変身の掛け声はなに?版権的に「変身」とか「トランスフォーム」とかはダメなのよね?
「騒然」
「そう、騒然って言えばいいのね?」


パァァーーーー

え?え?えええーーーー!?変身、今!?




このあとめちゃくちゃ改造されて、人類は完全に滅んだ。犯人は主に私。(cv:鶴屋さんの人)
 
 
 
 
 
=======
アキラ「なんかすごく嫌な夢を見たわ。私が、真面目なのよ」
キョン「いい夢じゃないか」
アキラ「そうよ、あなたが敵の幹部なの!」
キョン「なんだそれ(笑)」

アキラ「ねえ、夢ってなんなのかしら?」
キョン「なんだよ?藪から棒に。」
アキラ「みんな同じ夢を見ていて、夢で得た知識で賞が取れるくらい精密な夢だとしたら、それは現実と何が違うの?」

キョン「うう・・・その問題は俺には難しすぎるぞ。それより」
古泉「今はダークザイドを追いましょう」
アキラ「出たな!裏切り者!」
みくる「古泉くんになんてこと言うんですか~」
アキラ「みくるちゃん、あんたコイツに殺されかけたのよ!?」

長門有希「殺されかけたのは私、殺しかけたのは朝倉涼子。朝比奈みくるは死んだ」
みくる「そんなぁー」

アキラ「有希!あとで、シャンバイザーの原理教えなさいよ!」
長門有希「ダークザイドは?」
アキラ「何言ってるの、私が倒すに決まってるじゃない!そのあとでシャンバイザーの技術で大儲けして、ノーテンハレハレよ!ね、涼子?」
朝倉「そうですね!」


fin

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