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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
[439] [438] [437] [436] [435] [434] [433] [432] [431] [430] [429]
作ることができるのだろうか?
また、それは需要のあるものなのだろうか?

この日記実は、おとといあたりからシリーズになっているんだが
昨日のインピーダンスマッチングの日記、マッチングをする際に、どうしても負荷を電源の内部抵抗、あるいはもっと一般的にその前段の出力インピーダンスに等しくできない場合、邪道とも言われかねない奥の手が存在するのである。

それがおとといに書いたアイソレータなのであるが、
つまり反射する波を問答無用で叩き切ることで、マッチングをしようという代物だったのである。
アイソレータのアイソレーションという言葉は、回路の前段と後段を「分離する」という意味からきている。

アイソレータは磁気光学効果のひとつであるファラデー効果を用いているため、磁石を使用するのであった。
その性能を現すファラデー効果にまつわる物質の定数として、ヴェルデ定数というものがあり、磁石内を通る電磁波の偏光の回転具合を決定する大事な定数なのだが、定数とは言うものの波長依存性があり、どうやら波長に反比例に近い特性らしく、これは周波数に比例に近い正の相関をしていると言わざるを得ない。
直流ではヴェルデ定数は0になり、アイソレータとして機能しないのではないか・・・。

何がいいたいかというと、昨日の直流における反射とマッチングの関係を持ち出すにあたって、直流でも動作するアイソレータが存在してほしかったが、どうも現実的にはムリなのかもしれない、という話だ・・・。

ただ、半導体を用いたアイソレータも一時期用いられていたようだから、そちらの技術で直流アイソレータというものは実現できるのかもしれない。

ぐぐるとわずかながらヒットするんだよねぇ・・・「直流アイソレータ」


まあ、直流の場合、位相の変化は見なくていいからコンデンサは開放、コイルは短絡と同じ状態になって、ぶっちゃけ抵抗値だけ合わせればいいってことになるわけだから、マッチングが困難でアイソレータの助けが必要になる状況って出てこないんだろうね・・・。




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