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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
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「あ、それはアルミ缶だから磁石につかないよ」

 「なーんだ、つまんないのー」

「でもねほら、磁石じゃないただの金属パイプの中で磁石を落下させると~?


 「おお!落ちる速さがゆっくりになった!
覆水盆に帰るかもしんない
 じゃあさじゃあさ、君のおっぱいについてるピアスの前で磁石を回したらおっぱい回るかな!?
ちくぴあす
「そりゃ回るだろうけど・・・え、今それやんの?

 「いいじゃん~減るもんじゃなし~」

「ちょっと待って・・・!?減るかもしれないでしょ!

 「は!?おっぱい回して減るわけが・・・

「・・・なんか引っかからない?」

 「えっ?」

「私の乳首についてるピアスは確かに金属ではあるけど磁石ではなかった。私自身、昔やったことがあるんだ。おっぱいをモーターにしてみたことがあるんだよ。実際回った。」
エクセルでおっぱいゆれ
 「やったんだ!?

「そりゃもちろん、興味がないわけじゃいからね。でも、この回してる磁石のほうが永久磁石じゃなくて電磁石だったらどうなる・・・?」

 「磁力を生むために電力を食いそうだね」

「まあ、磁力を生むためだけだったらコイルの電気抵抗をゼロにしてしまえば電力は食わないんだけど、おっぱいを回してるんだから、何らかの代償が少なからず必要だよね。でもモーターの永久磁石は使い続けて減るものなのかが気になるんだよ・・・」

 「磁石の素は原子なんだよね?」

「そう。それで昔、原子はなんで潰れないのかって話があったんだ。結局、「量子論」っていうミクロの世界限定みたいな奇妙な物理法則がないと、原子の核の周りを回ってる殻としての電子が落ちてしまって、物質は成り立たないということがわかった。」

 「じゃあそういうことなんじゃん。おっぱいも磁石も減らないんでしょ

「問題はそんな本質的なとこじゃないんだ。もうちょっと中途半端なところを考えたいんだよ」

 「中途半端・・・?」

「なんていうかな。量子論によって原子自体は成り立つんだけど、磁石がない世界って言うかそういう物理法則っていうか・・・」

 「あー言われてみれば中途半端。でもそんなことを考えることが可能なの?」

「厄介だろうね。まあ今はとにかく大雑把に、原子の磁極の分離がまったく起きないと考えてみよう。そうするとモーターはどうなる?」

 「磁石を全部電磁石で作らないといけないね

「じゃあ元の現実世界と(仮)の世界を見比べて、永久磁石の恩恵にあずかってるエネルギーはどのくらいなんだろう?」

 「永久磁石が減るもんじゃなければ恩恵は無限大・・・?ん?なんか最初から永久機関が出来てるっぽい感じだね?」
エクセルで永久機関
「そこなんだよ!永久磁石が使って減るもんじゃなかったらそこに永久機関があるように見える・・・ね、なんか引っかかるでしょ?」

 「うーん・・・でもさ、原子だってはるか未来には崩壊するんでしょ?」

「まあそれはそうらしいんだけど・・・問題は原子の崩壊と磁力の崩壊までの時間スケールの差だよねぇ。それに、限りある磁力でも恩恵を受けている間はわりとしょっちゅう永久機関のお世話になってたりしないのかなぁと・・・あるいは、量子論には永久機関を作り出す何かが潜んでいる・・・とか。」

 「なにかってなにさ」

「たとえばさ、さっき電磁石に使うコイルの電気抵抗をゼロにするって話をしたけど、どうやったら電気抵抗をゼロにできると思う?」

 「あ、なんか聞いたことある。電流を邪魔する分子運動を減らすために、絶対零度まで冷やすんだっけ?」

「まあね。じゃあ何度で電気抵抗ゼロになると思う?」

 「絶対零度になればなるほどゼロに近づくんじゃないの?」

「いや、それがそう単純な話じゃないみたいでさ、材質にもよるんだけど、ある温度でストンと抵抗が落ちるらしい

 「え、そうなの!?」

「その辺にも量子論が絡んでるらしくてさ、この状態を「超伝導」状態っていうんだけど、もしこの状態で大電流を回路に流せたとしたらどうなると思う?」

 「どうなるって言われても・・・」

「電流が大きければ材料中の電子の流れも大きくなるはずだよね?」

 「電気路なわけだから・・・電子の大きな流れがぐるぐる回って・・・ん?これの遠心力ってどうなってるの!?材料が電子を遠心力から守ってるの?」

でしょ?なんかおかしいでしょ?まあこれは極端な例だから実際に起こりうるスケールなのかどうかもよくわからないんだけど、

超伝導に似た現象に「超流動」ってのがあってね、これは物質の中の電子の流れだけじゃなく、物質自体の流れが抵抗をまったく受けなくなる現象なんだけどね、

たとえばほとんど中性子だけでできた「中性子星」ってのが実際、宇宙のあちこちに観測されていて、その中性子星の中の中性子たちの流れは超流動がないと説明がつかないかもしれないんだってさ。」

 「うーん・・・で、結局何が言いたいのさ?」

「原子に限らずそういうのを人工的に作り出せるかもしれないってこと。まあスケールが現実的かどうかはおいといてね。」

 「あ、そうか。天然じゃない永久磁石っぽい永久機関が人工的に作れるかもしれないってこと?」

「なんとなくそんな気がするって感じ、まあ仮説程度に脳裏をよぎらせといてほしいなーみたいなね。」




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