【ネタバレ】リトバス2期11話までを振り返って。（それと今後の抱負

祭りのあとのようで　寂しいだけ・・・。


なんてこった・・・嫌な予感はしていましたが「みんないなくなる」ってそういう意味だったのですか・・・

「物語が最初から夢のようなもので、実はリキとリンの2人以外ほぼ死んでた」
まあ、辻褄は合うし、AIRから見てきたkey作品の中で一番納得のいくファンタジー性だとは思います・・・


AIRの世界観はいまいちよくわからなかった
クラナドは把握はしたが納得できたかどうかといえば微妙だった

それに、クラナドはアニメを見る限りでは把握しきれず、ぐぐったりなどして調べる必要がありました。
その点でいえばシュタゲと似たような「魅力」で原作に手を伸ばさせたんだとしたら策略どおりだったのかもしれません(と、いいつつゲームのkey作品にはまだ1つも手を出していなかったり)

逆行世界というのがねぇ・・・どうもイマイチしっくりこないのですよ。


リトバスはクラナドに似たような展開方法だったと思います。
大枠での世界観を抱えつつも、小出しに時々ファンタジーなことが起きる
そういう感じで、僕としては小出しにしたほうには割りと納得できるのですが
肝心の世界観そのものをどうしても「不思議ちゃん」と捉えてしまったんですね
そこの「納得」に関して、keyブランドは「本気が出せるようになった」ような気がします。


しかしねえ・・・これからどうなるんでしょうねえ・・・
決して夢オチではありませんが、
視聴者サイドからするとともすれば主人公よりも辛い後味になるんじゃないかと心配なのです。



現実世界ではリキとリンだけが事故で生き延びたとされています。
臨死の恭介たちは自分たちのいない世界でもリキとリンに強く生きられるように、
隔絶した世界まるまる1個創りだしてまで
リキとリンを応援します。何度も、何度でも。


そしてついに、リキとリンは強くなりました。
しかし、視聴者には「強くなった過程」が眩しすぎるのです。
幼少の描写はあまりありません。

そしてこの仕打ち、というか結末なのです。


2期のリフレインは1クールという話が出ているようです。
つまり、視聴者にはあと2話くらいしか残されていないのです。


流れ的にリキとリンは必ず現実世界に出るでしょう。
そして強く生きていかねばなりません。でないと恭介たちの思いが無駄になってしまいます。


しかし、その描写に残された尺はあまりありません。
リキとリンは強く生きられるかもしれません。いや、必ず強く生きるでしょう。
しかし、視聴者は強く生きられるでしょうか・・・




12話予告のサブタイで「奇跡」が暗示されているように見えます。
僕はその奇跡でハッピーエンドを目指してほしいのです。
というか、物語の流れとして、ここから「寂しいエンド」が見えるでしょうか・・・？


リキとリンは十分強くなりました。
強くはなりましたが、リトバスのみんながそのまま死んでしまう展開は必ずしも強制されていません。
シュタゲの最終回のように、大どんでん返しを、視聴者は期待してやまないと思うのです。


もっとも、「リキとリンが強くなった上でみんな生き延びれた」という展開が実際にされればされたで
「それでよかったんだろうか」という意見はもちろん出ると思います。


しかし、「リキとリンが強くなったからみんないなくても大丈夫」という展開がなされても、同様に事実に抗う個性は存続すると思います。



その両方の視聴者を天秤にかけると
どうも、ハッピーエンドしか消去法では残らない、それがセオリーのような気がするのです。




どうか、一発逆転のサヨナラホームランを・・・＞＜

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