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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
[3750] [3749] [3748] [3747] [3746] [3745] [3744] [3743] [3742] [3741] [3740]
たとえば440Hz(ラの音)の半波整流を作りたいとき

まず、ジェネレータ→トーンで440Hzの正弦波を作ります。振幅は1にしておきましょう。





次に、この440Hzの正弦波を、上に1だけシフトさせます。

そのために、基本周波数1Hz、振幅1の矩形波(エイリアス云々かいてないやつ)を生成します。



上にだけシフトさせたいので、矩形波の下の部分を消して、混ぜて、書き出します。



これまで編集していた音窓をすべて閉じて、書き出したファイルを読み込みます。
audacityは基本的には-1から1までの音しか扱わないようなので、はみ出た部分は切ってしまうようです。

これを利用すると、簡単に半波整流が作れます。

作った半波整流がこの音声ファイルです。後ろに尺あまり的な正弦波が残ってます。


この音声ファイルをオシロとスペアナの機能をもつ「WS」というツール(オシロとスペアナ機能があればなんでもいいです)で見てみると



しっかりと直流バイアス分が、リアルワールドでもデジタルワールドでも見えていますね^^


そこで、正規化をしてみましょう。エフェクト→正規化
今回は、オフセットだけゼロにしてみました。
この際、後ろの尺あまり的な正弦波は解析に邪魔なデータになるのでカットします。

書き出して、オシロとスペアナで見てみましょう。作った音声ファイル

スペアナのゼロHz付近に出っ張っていた突起が消えているのがわかるかと思います。
 



全波整流も作ってしまいましょう。
どうしたら作れるでしょうか。

半分の振幅の正弦波を引けばいいですね?ということは逆位相です。逆位相はエフェクト→上下を反転でできます。

作った音声ファイルがこちら


周期が半分になったので、スペアナのピークが440Hzから880Hz付近に移動したことがわかるかと思います。また、440Hzのピークは完全に消えていますね

音を聞いてもわかるとおり、音色はともかく明らかに1オクターブ高いですよね

最後のミキシングで、正規化がいらなかったのがわかるかと思います。
正弦波の平均値はゼロですからね。

スペクトル成分は、440Hzの1本が消えた以外、何も変わっていません。

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