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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
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みなさんは自分が「自分の体の中にいる」感覚を持ってますよね

ここに、物体複製装置があるとします。

人間でも動物でも石でもなんでも完全に再現します。

クローンなんて遺伝子程度のレベルではなく、原子・分子の位置関係をすべてコピーできます。

あなたは装置のA室に入ってコピーを作りました。

コピーはB室にできました。

さて、あなたはどちらの扉から出てくると感じるでしょうか。



元々あなたはA室にいたことは確かです。

しかし、B室のあなたも、あなたの遺伝子情報はおろか、それまでの記憶まですべて共有しています。

それでもあなたはB室から出ていないと断言できますか?






あるいは、この装置は一定の誤差を含んでコピーせざるをえない装置かもしれません。
しかし、その誤差が「ある許容範囲」以下なら、あなたはB室から出てきたと感じることもあるかもしれません。

では、その許容範囲は不連続的なものなのでしょうか、それとも連続的なものなのでしょうか。

あなたをコピーする際にかなりの誤差でコピーしてしまい、B室に現れたのは石でした。
この場合、常識的に判断するとあなたはB室から出てくることはないだろうと思えるでしょう。


しかし、石とあなたの中間の誤差、たとえばあなたとは逆の性別に「だいたいコピーした」としたらあなたはどちらから出てくると感じるのでしょうか。


それでもあなたは依然としてA室から出てきたとしましょう。
ではB室から出てきた人はどのような気持ちで出てくるのでしょうか。
自分自身の変質をリアルに感じ取りながらコピーされるのでしょうか。




あるいは、確率的にA室から出てきたのがあなただったり、B室から出てきたのがあなただったりするのかもしれません

ではそのような場合においてコピーの誤差がひどく、石としてコピーされた実験のときはどうなるのでしょう?
あなたは半分の確率でA室から生きて出られ、半分の確率で殺されて石になってB室から出てくるのでしょうか






これでは「シュレディンガーの猫」と同じではないでしょうか。

「観測するまで、実験用の猫の生死が重なり合っている」



ところで、このコピーという作業、100%以上の誤差でコピーしたという場合など、そういう場合においてもコピーという作業と認識していいものなのでしょうか

あなたが今行っているその作業がコピーという作業ではないと断言できますか?できるなら何を材料に断言しますか?

僕はあなたですか~?(曽我)
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