20080511~
13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。
和ァ・・・
律「おじゃましまーす・・・」
澪「誰もいないな」 音楽室は静まり返っていた。 私と、私の幼馴染の律は、軽音楽部に入部しようとしていた。 さわ子「軽音楽部?ああ、あれなら廃部になったわよ。」 顧問の先生に聞いたらそんな答えがあっさりと返された。 「え・・・」 「正確に言うと廃部寸前。部員が4人いないと部活として認められないのよ~。去年のメンバーがみんな卒業しちゃったから、今年は誰もいないの。」 澪「どうする?」 律「部員集めしてみようか」 結局部員は集まらず、私たちの軽音楽部は始める前から廃部となった・・・。 私と律はとても貧乏で、それをネタに高校でもよくいじめられた。 律は本来いじめの対象にならずにすんでいたはずなんだけど、 私をかばったせいで2人そろっていじめられることになった。 私が仮病を理由に高校を休みがちになってから 律も学校をサボって私の家にくるようになった。 律「なあ澪、今からでも軽音部始めないか?」 澪「何を今更・・・学校にも行ってないのに・・・」 律「ここにあるだろ、2人だけの部活」 澪「律・・・でも、楽器とかどうするんだよ?高いだろ」 律「・・・楽器は心と体の中にある!」 澪「は?」 律「エア軽音部だよ!1人がエアギターをやって、もう1人が裏でギターの声真似をするんだ。」 澪「そんな難しいこと・・・できるわけないだろ・・・!」 律「じゃあ目標を作ろう。夢は武道館でどうだ!」 澪「人の話を・・・」 律「澪、明日ケータイショップにいって、私と同じケータイを揃えるんだ。私は機械苦手だから、澪が教えてくれ。機種を選ぶ条件は、ブログが更新できて動画サイトに撮った動画をアップできること!」 澪「勝手なことばっかりいってんじゃねえ!」 律「・・・友達がリアルにいなかったらネットで増やせばいいだろ・・・ほら、お前得意だったじゃん、ネットで友達つくんの。澪だったらネットのほうが向いてるかなって思ってさ。」 澪「律・・・おまえ・・・そこまで考えて・・・」 律「私なりの愛・・・かな」 澪「律・・・今まで散々迷惑かけてごめんな・・・私、またがんばってみるよ!律のためにも!」 それから、私たちはエアギターのポージングと楽器音声の腕を磨いた。 私が裏で音を出して、律が表でギターを弾く真似をするわけだ。 同時に、ブログの更新も始めた。 ブログ開始当初はまだ人に見せられる演奏ができなかったので文章と写真だけでアップしていたが そのうち徐々に動画をアップできるようにもなってきて、 これが意外とウケがよかったりした。 ただ、だんだんと楽器1つじゃ物足りなくなってきてはいた。 そんな最中、交流しているブログの管理人が同じ桜高の同期であると偶然知ってオフ会をすることに。 私はネットでは普通に会話できるものの、リアルでは律しか相手がいなかったのですっかり会話能力が低下していた。 オフ会当日。 目の前には信じられない人物が・・・。 かつて私たちをいじめていた平沢と、見慣れない誰かがそこにいた。 唯「・・・久しぶり・・・」 最初に口を開いたのは平沢だった。 澪「あ、うん。ひ、久しぶり・・・」 唯「あ・・・あのときは・・・なんか・・・ごめんね。私、すごく無神経なこと言っちゃったんだね・・・」 「あの・・・私も悪かったの。」 澪「あなたは・・・?」 紬「唯ちゃんの手下Aだった者で琴吹紬といいます。私、他人のすることを面白がって真似してしまう癖があって・・・あ、でも唯ちゃんに全部押し付けてるわけじゃないのよ!本当にごめんなさい!」 唯「ごめんなさい!!」 澪「・・・そういえば、私も・・・あのときは過敏すぎたの・・・かも。」 律「そうだぞー?澪はちょっとしたことで心が折れちゃうからなー。」 澪「それは律だって・・・」 律「・・・で、用事ってこのことだったのか?」 唯「違うよ!私たち、澪ちゃんたちの演奏スタイルに感動して、それでこの人たち何者なのかなー?ってちょっと探ってたら実は桜高の生徒らしくって、でも最近見かけないからどうしたのかなー?って考えてたら、入学したころのことを思い出して・・・今会わないと絶対後悔するって思ったから・・・」 紬「ねえ、秋山さん、田井中さん。私たちも参加させてもらえないかしら・・・?確か、楽器が足りないって言ってたわよね?」 澪「平沢さん、琴吹さん・・・!あ、でも私、対人きょ」 律「もちろんいいぜ!」 澪「律・・・!」 紬「だめですか・・・?」 澪「いえ・・・、あ、その・・・喜んで。」 唯「部活の名前は何ていうの?」 澪「へ?名前・・・?そういえば考えてn」 律「空気部だ!」 澪「律・・・いつの間に考えてたんだよ?」 律「いまさっきだよーん」 紬「空気部ね!じゃあ改めてよろしく!」 唯「実はね、妹の友達にすっごく楽器に詳しい子がいてね、その子も来年桜高に入学する予定なんだって!あずにゃんって言うんだよ!」 律「じゃあ今練習してる、「鳥の詩」って曲の耳コピお願いしちゃったりして!」 唯「うん、わかった!」 律「ってできるのかい!」 澪「あは・・・あははは!」 律「あは。澪が笑った。よーし、そしたら今日はそのあずなんとかって子も連れて私の家にこーい!格安ハンバーグご馳走してやる!」 それから、私と律が不登校を克服したのは言うまでもない。 しかも驚いたことに、これだけ休んだのにギリギリ留年せずに2年生にもなれたのだ。 翌年からは正式に「空気部」の活動も認められることになった。 新入部員も1人入った。 梓「あんまりうまくないので私がビシビシ鍛えてあげますからね!」 AIR 京都アニメーション 京アニ エアギター アカペラ? けいおん 消える飛行機雲 ショート ストーリー にほんブログ村 PR
面白いですが(苦笑)
これは・・・色々と表に出すにはきつい(内容的な意味で)ですね~
役回りが原作?と極端に違ったので、続きが出るとしたら期待しておきますww 和は一体どういう風に出てくるのか・・・
お手柔らかにお願いしますよ~
といいつつ、「内容的にきつい」の意味が知りたかったりして。
文章能力というよりも、キャラの立ち位置と暗い内容っていうところが引っかかったところでしょうか。それとも両方ですか?>< 続きですか~。一発もので考えていたのですが そういえば確かに、この続きで原作の雰囲気に近づくとよりよいものになるかもしれませんねえ。 ちょっと考えてみることにします^^ いつもコメントありがとうございます 相変わらず亀レスで申し訳ないです>< |
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1981/04/04
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WinDOS.N臣T
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