20080511~
13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。
和ァ・・・
澪「ちょ、唯。そのあて先違う!」
唯「へ?」 澪「36-48じゃなくて、38-46だろ!」 唯「あ~そうだった~。」 和「12の倍数がどうとか、そんなこと考えてたんでしょ」 唯「アホになります!」 律「古っ!」 梓「もう、唯先輩だけですからね、引越の荷物積み終わってないの。さっさと新しい家に行っちゃってください」 唯「あずにゃんや・・・つれないことを言うんじゃないよ・・・」 憂「私たち、たまに遊びに行くね」 唯「うーいー、待ってるからね~」 私たち軽音楽部の5人のうち4人は、京都のとある大学に全員で合格した。 今は春休みで、一人暮らしのための引越しの準備をしている。 律「京都か~、修学旅行を思い出すよな~」 紬「京都のお土産はなにがいいかしら?」 律「もうお土産の話かよっ!」 紬「あいたぁ~」 澪「八橋とかじゃないか?」 紬「やーつーはーし、と。あ!ケータイで「やつはし」って入力すると「time」って候補が出るわ!」 律「あ~、「たかはし」って入力しようとすると「game」って出るようなもんだろ~」 澪「「NTT」が「みかか」って呼ばれてたようなもんだよな」 律「いつの人だよいつの・・・」 紬「じゃあ、大学でのバンド名は放課後八橋TIMEでどう?」 唯「え~、それじゃあ濡れてるほうなのか乾いてるほうなのかわかんないよ~」 澪「そこかよ!ってか唯は早く準備しろっ!」 紬「じゃあ私、どっちも用意しておくね!」 梓(やつはし以外食べなくなるのかな・・・) ****** 話は数週間前にさかのぼる。 京都でのアパートを探していたときの話だ。 唯「見て見てアパマンだって~なんかアンマンパンみたい~」 律「あたしらはそこにいくんだぞ」 唯「そうなの?アパマンって、何?」 澪「アパートとマンションの略だよ・・・」 紬「できれば大学から近くがいいわよね~」 梓「できれば4人一緒に住めたほうがいいです(・ω<)」 唯「なんと!なんであずにゃんが私のカバンの中から!?」 梓「心配なのでついてきただけです。あ、でも私が心配してるんじゃなくて、憂が心配してるんですよ。」 唯「じゃあ憂もいるの?」 梓「憂は今日はアルバイトがあるので来られないそうです。 先輩方4人は全員どこかが欠けてるので4人で一人の軽音部員なんです。だから、4人一緒に生活しないとたぶんそう何日も持たずに自滅すると思います。」 律「なんだとぅ~梓のくせにー」 梓「この物件が最適かと思われるのですが。」 澪「なんと・・・!」 紬「まあ・・・」 律「どう見ても立体駐車場じゃねえかよっ!」 梓「いえ、これはちゃんとした物件なんです。立体駐車場の中で回る、車を載せるカゴ1つ1つにプレハブを設けて部屋にしてるんです。窓も作ったのでちゃんと日も差しますよ。6人分の予約もしておきました。」 唯「6人!?4人じゃなくて?」 梓「澪先輩、ムギ先輩、律先輩、唯先輩と、憂と私です。万が一純が入ったら誰か相部屋してください。」 律澪「お前らもついてくる気かー!!」 梓「私たちの学力ならまず問題ないでしょう。1年の辛抱です。1年経ったら私たちが駆けつけますので大丈夫です。」 澪「私らはそんなに駄目な子だったのか~・・・」 唯「ここ、大家さんはどこにいるの?」 梓「大家さんはずっと海外で支援していると聞いています。あ、連絡先を教えますね。 生生地国(いきじごく)アキレス県ブドウ島デキ市12市町800丁目18番10000号 0G電数マンゴー(レジデンスマンゴー)たんぱく室の三三三五一〇(さんぞーさごじょー)さんという方です。」 律「生生地国って・・・なんだ?」 梓「国名ですよ。日本のパロディ国家です。」 律「パロディ国家ぁ!?」 梓「中学で習いませんでしたか?中東のごく狭い区域に、世界中の国々を代表した国家連邦、通称「パロディ国家」っていうものがあるって。」 律「あー・・・そういやそんなのもあったっけー・・・」 ****** そんなわけで、とんでもなく怪しい物件に住まざるを得なくなった私たち・・・。梓ってもしかして物件オンチなのか!? ついさっき唯の荷物の集荷が終わって、4人で新幹線に乗り込もうとしている。 妙に青白く不健康そうな丸メガネの男が私たちを追い越していった。 男「憧れのキャンパスライフを満喫するにはどのクラブに入るべきか・・・」 でも、パロディ国家なんて中学で習ったかなぁ・・・? 男のポケットから何かが落ちた。学生証のようだ。 澪「すみません、これ、落としましたよ」 男「ああ、ありがとう。」 澪「あれ?この住所、私たちと同じアパートじゃないですか?」 男「あなたもひだまり幽水荘に住む予定なんですか?」 澪「そうなんですよ~。奇遇ですねえ」 男「あ、後ろに背負ってるのは楽器ですか?」 澪「ええ。軽音楽部なんです。」 男「軽音楽部かぁ~」 そう言いながら、男は鼻の下を伸ばした。なんか可愛いな、この人。 だけど、これから起こるひだまり幽水荘での奇妙な出来事を誰が想像できただろう・・・ 唯「さぁ~始まるざますよ~」 律「いくでガンス~」 紬「フンガー」 澪「何やってるんだ?」 唯「ちっがーう!そこは「まともに始めなさいよ!」でしょ!」 律「小学生のときやったじゃーん」 澪「へ?そんな遊び私知らな・・・」 記憶の塗り替えはすでに始まっていた・・・ らきすた 四畳半神話大系 四畳半神話大k-on けいおん キョンの妹 ハルヒ にほんブログ村 PR |
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量子きのこ
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性別:
男性
誕生日:
1981/04/04
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WinDOS.N臣T
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日記タイトルの頭についてるアルファベットは日記の番号です
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