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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
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耳鼻科の待ち時間に暇つぶし

問題
最大値1、最小値-1の矩形波関数f(t)を1周期分でフーリエ級数に展開しなさい。

今回は位相をcos型にしました。

フーリエ級数の定義は

周期Tの周期関数f(t)は、フーリエ級数A0、An、Bnによって以下のように近似できます。
f(t)=A0+∑(An・cos(2πnt/T)+Bn・sin(2πnt/T)) (総和範囲n:1~∞)
ただし、
A0=∫0Tf(t)dt/T 
An=2∫0Tf(t)・cos(2πnt/T)dt/T 
Bn=2∫0Tf(t)・sin(2πnt/T)dt/T 
nは整数です。

ここで、位相をcos型にしたため、関数は偶関数となり、
Bn=0
An=4∫0T/2f(t)・cos(2πnt/T)dt/T 

とできます。

また、平均値が0なので、A0=0とでき、計算が簡略化できます。

f(t)は0~T/4の区間では1、T/4~T/2では-1の値をとるので、区間を分けて積分します。

An=4(∫0T/4cos(2πnt/T)dt 
-∫T/4T/2cos(2πnt/T)dt)/T 

=2([sin(2πnt/T)]0T/4 
-[sin(2πnt/T)]T/4T/2)/(nπ) 

=4sin(nπ)/(nπ)

=4(-1)n-1/((2n-1)π)

よって元の周期関数は、以下のように表すことができます。

f(t)=∑An・cos(2πnt/T) (n:1~∞)

=(4/π)∑(-1)n-1/(2n-1)・cos(2π(2n-1)t/T) (n:1~∞)

≒(4/π)(cos(2πt/T)-cos(6πt/T)/3+cos(10πt/T)/5-cos(14πt/T)/7・・・)


ちなみに、f(0)=1を利用すると
π≒4(1-1/3+1/5-1/7・・・)
が証明できますよ。^^収束はめちゃくちゃ悪いですけどねー
(モンテカルロよりはマシ)




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