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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
[1715] [1714] [1712] [1711] [1710] [1709] [1708] [1707] [1706] [1705] [1704]
昔、降水量というものの定義を勘違いしていたことがあった。

単位の毎時mm(ミリメートル)だけを見て
降った雨が周りに抜けていきつつも、どのくらいの深さまで貯まっているのか
というものだと勝手に勘違いをしていて

ちゃんと水の体積で測ればいいのに
と思っていた。

しかし実際はちきんと体積で定義されていて
ミリメートルという長さの単位は体積を地面の面積で割った、単位面積あたりの体積(毎時)

なのだと気づくまでに数年かかった。


実は降雪量についても同様のようで、単位が毎時cm(センチメートル)、つまりミリの10倍になるのは雪や水の密度などによるもので、同じ重さでも体積が増すからなどの理由があるらしい。
水自体は水(液体)から氷(固体)になる(相転移)際に密度を減らす珍しい物質であり
さらにその氷がより集まった雪も全体として密度が減っている。なんとなく興味深い。



しかし、積雪は体積ではなく深さ、つまり純粋に長さの物理量である。
元々僕が考えていた「一部抜けつつもどのくらいの深さまで貯まっているか」の概念に近い
水・雪は降水「」・降雪「」などと呼ばれるが
雪は積雪「」と呼ばれる。
しかし紛らわしいことに積雪「」とも呼ばれることがあるらしい。実に紛らわしい
まあ物理なのだから仕方がないのかもしれないが、なんかこうないのか

深はいいんだ、問題はむしろ量のほう
積雪体・・・積雪積・・・積雪体積・・・そもそもたかが物理量の1つでしかない体積が物理量全般の量の称号を得ているのがなんとなく不条理っぽい



しかし、こうして紛らわしさに気づくことで
改めて自分がどういう勘違いをしていたのかがようやくわかることもあるんだなぁと思った。
勘違いをしていた当初は、何をどう勘違いしているのかさえ漠然としていることが多い。
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