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20080511~ 13と7と11の倍数の論理積は13と7と11の積の倍数である。 和ァ・・・
[812] [825] [824] [823] [822] [821] [820] [819] [818] [817] [816]
Q:この場合、レッドしゃんは何:何でシャンゼリオンとサンレッドに代入されるんでしょうか。

A:ピンからキリまでの重ね合わせです。



知っているでしょうか?

悪の組織フロシャイムの社員たちは、勤務時間外ではサン・レッドのことをレッド・サンと呼びますね

ということは、レッドが名前でサンが苗字だったのです。

勤務時間中はグローバルな感じで欧米読みをし、

勤務時間外はローカルな感じで日本読みしていたのです。

さすがフロシャイム、世界征服の野望を持つだけのことはありますね!




同様に、シャンゼリオンはシャンが名前でゼリオンが苗字です。

つまり、個人的な付き合いでは日本風にゼリオン・シャンと呼ぶのが普通なのです。

フランスの事情は知りません。




さて、シャンゼリオンとサンレッド、ベクトルは違えど、ヒーローがヒーローらしからぬ点

また、怪人が妙に庶民派である点がよく似ていますね。


そこで、サンレッドの最終回がシャンゼリオンみたいになるのかどうか、

ということを論じてみたいと思います。




シャンゼリオンの「衝撃の最終回」をご存知でしょうか。

そもそも、シャンゼリオンという作品はグータラで女好きの、まるでヒーローとは似ても似つかない

主人公が、間違ってシャンゼリオンになってしまったところから始まります。

しかしながら、ヒーローがヒーローっぽくない点を差し引いても

怪人の側も非常に人間くさい作品で、個性豊かな方々がそろっています。

そんな「人間のような」怪人を面白おかしく倒して回るシャンゼリオンの日常

しかし、最終回ではそれが夢であることが明らかになりました。

夢オチです。

夢を見ているのはいかにもヒーローらしい性格の主人公自身であり、

現実のほうは決して平和ではなく、怪人たちに滅ぼされる寸前

今までのストーリーを「いい夢を見た」で片付けてしまい

シャンゼリオンが最後の人類として怪人に立ち向かう

というところで終わります。

子供のころにアレを見た人はだいたいの人たちがトラウマになっていると聞きます。

夢オチ正義の敗北も上乗せされているのです。

非常に濃い内容ではないでしょうか。




同じように正義と悪が正義と悪らしからぬサンレッド

この話の最終回も正義の敗北、そして夢オチと、そのようなことになるのでしょうか?

おそらく違うのではないかと僕は考えています。



サンレッドは敵をボコボコにしながらも殺しはしません。(アバシリンのことは知りません)

一方、シャンゼリオンは明らかにやっつけます。

シャンゼリオンでは怪人を倒しまくった方が夢で

現実では逆に人類が全滅してしまいます。

また、この最終回を暗示するかのように

「超光」というタイトルと「時を越えて」と書いて「いまをこえて」と読ませるタイトルの主題歌が存在します。

これは何を意味するのか。




あくまで個人的な見解ですが

シャンゼリオンの持つ最大の武器とは、人類を夢の世界に避難させるものだったのではないでしょうか。

人間味あふれる怪人を倒していく中、視聴者には「ホントにこいつら倒しちゃっていいのかよ」

という疑問が生まれたかと思います。

このダークザイドという怪人たち、闇次元という世界からの難民だったという描写があり

人間をエサにしか思っていないところはあっても、それ以外はなんともかわいそうな人たちに思えます。


人間味あふれる難民としての怪人

彼らの生活には人類の敗北が不可欠

しかし、人類の存在も大切

この、解決困難なジレンマを解決したのが

世界住み分けプロジェクトとしてのシャンゼリオンだったということはないでしょうか。



時を越えるといいながらも越えるのは「いま」

ということは、単純に時間軸上の移動ではなく

同じ時刻においても別の世界、つまりパラレルワールドへの人類の避難。

あの最終回はそういうことを言っていたのかも知れません。



これを踏まえると、悪を倒してしまっているシャンゼリオンと、悪を倒さずに共存しているサンレッドとは

かなり違うものに見えてくるでしょう。

つまり、正義と悪がシュールな感じで戦っているのが夢で、現実はひどい状況になっている

という最終回はサンレッドには似合わないのではないか。

と考えられるわけです。



まあそれでも、現代のドラえもん並みに根本的な設定に矛盾が生じているサンレッドのことですので

案外自由な発想で最終回をシャンゼリオンみたいにしてしまう可能性がないとも言い切れませんけどね。

昭和のドラえもんがSF(すこしふしぎ)だとしたら平成のサンレッドはSM(すこしむじゅん)

といったところですから。





ところで、

サンレッドがフロシャイム社員を倒さずにボコっているのに対し

フロシャイム側としては結果は伴わないものの、全力でサンレッドを倒しにかかっています。

この非対称性はどこからくるのでしょう?

サンレッドは実は不死身なのではないでしょうか。

OPのどこかに不死鳥なんて言葉があったような気もしますし。








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